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2005年 06月 03日
匿名の情報源。
ここ数週間で、「匿名の情報源」に関する大きな話題が二つあった。

「米軍が便所にコーラン捨てた」の記事は誤り…米誌が謝罪(注 リンク切れ)
CNN.co.jp : 「ディープスロートは私だ」 元FBI高官自ら明かす - USA

この二つ、結果はまったく逆になった。
ディープスロートといえば、ニクソン失脚に繋がったウォーターゲート事件を暴露した情報源だ。
Newsweekのコーラン冒涜事件は、デモで死者が出て、記事を撤回した。
フェルト氏は02年まで秘密を家族にも明かさなかった。情報漏洩(ろうえい)に一役買ったことを恥ずかしく思っていたからだという。記事を書いたオコナー検事によると、フェルト氏はウォーターゲート事件との関わりについて悩み続けていた様子で、自ら正体を公表すべきか迷い続けた。オコナー氏は記事で、フェルト氏が「今だに自分のしたことにわだかまりはあるが、歴史的な事態が自分にああいう行動を取らせたのだと理解している。真実を追究しようとする自分の所属機関を、行政府がひたすら妨害しようとしていた。それに立ち向かうしかほかにどうしようもなかったのだと、(フェルト氏は)理解している」と書いている。
米誌ニューズウィークのクライドマン・ワシントン支局長は15日のCNNテレビで、イスラム教の聖典コーランを米軍の尋問官が便所に捨てて冒涜したという5月9日号の記事に「誤りがあった」と、取材が不十分だったことを告白。記事が原因で広がった反米デモの犠牲者の遺族らに「お悔やみを述べる」と陳謝した。ただ、記事に書かれた事実自体があったかどうかは不明。
元々Newsweekという週刊誌は、煽動的な記事を載せる事が多々ある週刊誌だ。また、そこがこの週刊誌の面白さでもあったりする。
今回の記事に関しては、確かに軽率であったと言える。

面白いのは、色々なblogでニュース記事のみを読んでNewsweekを批判している人が多い事だ。
今回の誤報騒動は、複数の情報からの確証を得なかったNewsweekに落ち度があるのは間違い無いが、批判をするなら、Newsweekの反論も目を通すべきだろう。

思うに、この部分をNewsweekに謝罪させて、米軍の冒涜事件が無かったかのような印象を与えているが、「便所に捨てて冒涜した」という部分はともかく、尋問でコーランを利用しなかったと考えるの方が難しいのでは?と考えてしまう。
あれだけの虐待を行って、「でもコーランだけは別だった」なんて本気では信じられない。

ともあれ、この事件により、グアンタナモ米軍基地に関する情報統制がさらに厳しくなったのは間違いない。
そして、この冒涜事件も闇に葬られるかもしれない。
結局、この(わずか数行の)記事をネタにデモを煽動したグループの一人勝ちだったということか。

えっ?待って!このデモを煽った人々には、死者に対する責任は無いのでしょうか?
そういう声は聞こえないので、世間一般的には無いみたいです。
自分は彼らにこそ責任があると思うのだけれども。。。

参照URL。
CNN.co.jp : 「ディープスロートは私だ」 元FBI高官自ら明かす - USAcnn.co.jp
「米軍が便所にコーラン捨てた」の記事は誤り…米誌が謝罪SANSPO.COM
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by barry_lions | 2005-06-03 02:20 | Memo


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