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2004年 05月 07日
一方的な撤退案とロードマップ
イスラエル首相、来週訪米か
 イスラエルの現地紙ハーレツ(電子版)は5日、シャロン首相が来週末にも訪米し、ブッシュ米大統領と会談する見通しだと報じた。先月14日の会談でブッシュ大統領から支持を得たガザ地区などの「撤退計画」が、与党リクードの党員投票で否決されたのを受け、今後の対応策を協議するとみられる。
シャロン首相が来週訪米、ガザ撤退計画立て直しで米大統領と会談も
 訪米の主な目的は、イスラエル寄りの有力ロビー団体AIPACの年次総会での演説。しかし、首相筋は、シャロン首相が、ブッシュ米大統領からお墨付きをもらった撤退計画をいかに立て直すかについて米政府当局者らと話し合う可能性が大きい、としている。
イスラエルのガザ撤退案、最終的には可決できる=米国務長官
 [ワシントン 5日 ロイター] パウエル米国務長官は、イスラエルのシャロン首相が米国の支持などを背景に、ガザ地区などからの撤退案に対する国内保守派による反対を克服するだろう、との見通しを示した。
イスラエルのガザ撤退案、最終的には可決できる=米国務長官
 ただ、イスラエルの世論調査では同案が広く支持されており、同首相は同案の可決に向けて、引き続き働きかけを続けるとしている。
 パウエル長官は記者団に、「シャロン首相は、(ブッシュ)大統領の支持や世論の支援を背景に、最終的には計画を可決させることができるだろう」と語った。

シャロン首相とブッシュ米大統領が「一方的な撤退案」について修正を検討するとされている。
「イスラエルの世論調査では同案が広く支持」との事だが、イスラエル内でも経済格差があるので、どのような世論調査なのかによって、意見は分かれるであろう。

米・ロ・EU・国連が四者協議、行程表の履行求め声明
 声明は、イスラエルのシャロン首相による入植地撤退案を「(イスラエルの)ガザからの完全撤退と占領の全面的終結につなげるべきイニシアチブで『二つの国家』構想実現への一歩」として歓迎、同案をてこに和平の動きを再開させたい四者の期待を強調した。

イスラエル:ガザ撤退案を事実上支持 4者代表
 声明は、国境画定や難民帰還などの問題について、将来、当事者双方の交渉によって解決すべきだと指摘しているが、アラブ諸国を中心に、ガザ撤退と引き換えにヨルダン川西岸でのユダヤ人入植地容認につながるとの批判が噴出しているだけに、4者協議としての「方針転換」と新たな反発を呼ぶ恐れが強い。

パレスチナ和平の為の「ロードマップ(行程表)」とは、米国、ロシア、欧州連合(EU)、国連のカルテットが作成し、イスラエルとパレスチナ(自治政府)が受け入れる和平行程表であるはずで、イスラエルの「一方的な撤退案」がロードマップの一環であるはずがない。
イスラエルの案をカルテットが指示することはロードマップの破綻を意味して、パレスチナとアラブ諸国からはアメリカ及びイスラエル寄りとしか思われないだろう。
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by barry_lions | 2004-05-07 02:09 | Middle East


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