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2005年 12月 09日
オデッセイ5
シーズン終了を受けて(その3)

シーズンというか物語が終わってしまったこのオデッセイ5。
14話で打ち切られた後、ファンの熱狂的な支持を受けて(放送局を変えて)放送が再開されたこのドラマも、第1シーズンが終了後に起きたスペースシャトルの事故を受け、シリーズ自体が終了してしまう。
この第1シーズンファイナルが、通例通りクリフハンガーであった為に、物語が中途半端で終わってしまったのは勿体無い。

それでも、ここ数年で一番の拾い物だったのは、この「オデッセイ5」だ。

地球を救うというシリーズの目的よりも、それに付随する「トワイライト・ゾーン」的な物語が素晴らしい。

特に「第7話 選ぶ道」と「第13話 ハリーの災難」は逸材だった。

TNGのデータのような役回りのハリーと、癖のある主人公5人との掛け合いは、このドラマの面白さの真骨頂だろう。
そして最後は、ホロっとさせる辺りも心憎い。
もちろん、タイトルはあの映画のパロディだ。

そして「選ぶ道」では、主人公5人が、戻った5年では無い過去と未来をやり直すストーリー。
雨の中での交通事故で父親を亡くしてしまったチャックは、その当日に戻り父親を説得する。
日頃から仲の悪かった二人に、話し合いなど出来るわけが無く、釣りに出かけようとする父親と怒鳴りあうばかり。

過去や未来は変えない方が望ましいという事を悟った時に、初めてチャックは素直に父親と接する事が出来、そして事故に向かう父親に別れを告げるという。

「ロボコップ」のピーター・ウェラー主演という売りしかなかったこのドラマだが、面白いエピソードが多かっただけに、シリーズ打ち切りが悔やまれる。


参照URL。
AXN|オデッセイ 5
by barry_lions | 2005-12-09 03:29 | TV Drama


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