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2004年 05月 24日
アラブ連盟首脳会議が閉幕。
アラブ連盟:民主化などテーマ、首脳会議が開幕
 今回の会議で注目されることは、アラブ連盟が独自の民主化への対応を作成することだ。多くの国が独裁体制を維持して民主化が遅れるこの地域で民主化の必要性で合意することは大きな意味がある。しかし、アラブ紙などによると、これまでの外相級会議で「民主化は各国の文化や歴史を踏まえた上で段階的に行うべきだ」ということで合意しておりこうした方向で最終声明が出されるとみられる。
 しかし、民主化案が欧米を満足させる可能性は低い。アラブの民主化に関しては、ブッシュ米政権が昨年11月、新民主化構想として提案。6月の主要国首脳会議(G8)でも議題になる。こうした動きに危機感を抱いたアラブ諸国が今回、対抗策としてアラブ側からの民主化への考えをまとめてきた経緯がある。
アラブ首脳会議:民主化推進の必要性を確認
 一方、この日出された別の声明では、パレスチナ問題に関し、2年前にアラブ側が提案した和平案(アラブ和平構想)を包括的和平実現のための唯一の案と確認。イスラエル軍によるパレスチナ指導者の暗殺を批判し、「あらゆる市民への攻撃に反対する」との表現で、パレスチナによるイスラエル市民への攻撃にも反対。この問題での米の関与を求めた。
アラブ首脳会議閉幕、具体性に欠ける共同宣言
 各国の対米姿勢に大きな開きがある上、中東和平の進展を悲観した地域大国サウジアラビアのアブドラ皇太子が欠席したため、宣言は具体性に欠ける内容となった。3月の首脳会議が同様の理由で延期され、これを仕切り直して開かれたのが今会議だっただけに、アラブ大衆の失望感が一層深まる可能性がある。

「民主化推進」初宣言 アラブ首脳会議が閉幕
 民主化への言及は、来月の主要国首脳会議(シーアイランド・サミット)で米国が公表する中東民主化構想にのみ込まれるのを防ぐため、アラブ自身による改革姿勢を示すのが目的。しかし、民主化協議に消極的なサウジアラビアやシリアなどの抵抗で、3月に予定したアラブ首脳会議が突然延期されたことから無難な表現となった。

リビアのカダフィ大佐、アラブサミットをボイコット
 ただ、リビアは今回、欧米と対立した過去の立場を百八十度転換し、協調路線に転じたことから、アラブ連盟内での議論がリビアの国益とかみ合わなくなってきたのは事実で、連盟自体の大幅な質的転換が為されない限り、連盟脱退は時間の問題との見方もある。
カダフィ大佐、アラブ連盟会議を退席 脱退示唆
 カダフィ大佐は、アラブ連盟のムーサ事務局長の発言中に退席。事務局長は、「一方的な単独行動に出るアラブ人」を批判し、大量破壊兵器の破棄を決めたリビアの突然の決断を批判していた。
カダフィ大佐はほかに、中東和平について、パレスチナ領土返還と難民帰還権は絶対に譲歩すべきことではないと主張し、これらについてイスラエルとの交渉を容認するアラブ連盟の方針を批判した。
2日間の日程だったアラブ連盟の首脳会議が閉幕した。
「民主化」がテーマだったこの会議だが、確認作業程度の印象が強い。
また、リビアのカダフィ大佐が、久しぶりにスタンドプレイ。
上記の二つの記事だと、展開が異なっている感もあるが、アメリカにはある程度の妥協はするものの、イスラエルには譲歩するな!といった感じか。
ともあれ、良いか悪いかはともかく、アラブ諸国もアメリカ中心で回っている。
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by barry_lions | 2004-05-24 15:32 | Middle East


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