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2004年 05月 25日
ガザ撤退案(0524)。
月末にガザ撤退案採決=入植地を段階的撤去-イスラエル
【エルサレム23日時事】イスラエルのシャロン首相は23日の演説で、パレスチナ・ガザ地区のユダヤ人入植地を段階的に撤去する計画を月末の閣議に提出、採決に付す意向を表明した。30日の閣議に諮られる見通し。
イスラエルのガザ撤退案、30日に閣議で採決へ
 一方的政策に関しては、首相が党首を務める右派リクードの党員投票で約60%が反対票を投じたため、閣議では段階的にガザ地区から撤退するといった修正案が提示される見込み。11日にガザ市内で始まったパレスチナ過激派との衝突ではイスラエル軍兵士計13人が死亡。国民の70%以上がガザ地区撤退を支持している。
ガザ撤退修正案、30日にイスラエル閣議承認へ
 首相は同日行われた第一次中東戦争の戦没者慰霊碑の完成式典で「私はこれまで正しいと思うことをやってきた。入植地の分離計画についても実行する」と語った。ロイター通信によると、イスラエル政府高官は採決は次回の定例閣議である30日になると確認した。撤退計画はガザ地区の全入植地とヨルダン川西岸の四入植地を撤去したうえで、パレスチナ側との境界を一方的に設定する内容。
イスラエル首相、入植地撤去で新計画を閣議提出へ
 新たな計画では、撤去の対象は変えないものの、その実施を〈1〉ガザの孤立した入植地〈2〉西岸の4か所の入植地〈3〉ガザ南部の入植地〈4〉ガザ北部の入植地――の4段階に分けて行うという。
シャロン首相、新たな自治区撤退案を提出へ
 パレスチナ側は、シャロン首相の最初の撤退計画についても、「西岸の入植地6カ所を存続させる」などの点に猛反発していた。新たな撤退計画はさらに西岸の入植状態を既成事実化するものと予想され、パレスチナの反発は必至と思われる。

イスラエル首相、入植地撤退の修正案を閣議で採決へ
イスラエル首相、入植地撤退の修正案を閣議で採決へ
 一方、ラピド副首相兼法相は、エジプト国境に近いガザ地区南部で、武器運搬用のトンネル発見を目的としたイスラエル軍の掃討作戦により、42人の犠牲者がでたこと批判した。イスラエルの軍事行動は国際的な非難を受けていた。
ナチスの大虐殺想起=ガザ南部の家屋破壊批判-イスラエル法相
【エルサレム23日時事】「自らの家のがれきの中で薬を探す老女の姿は、ホロコースト(ナチス・ドイツの大虐殺)で家を追われた祖母を想起させる」-。イスラエルのラピド法相は23日、イスラエル軍によるガザ地区南部のパレスチナ自治区ラファでの軍事作戦を批判した。
イスラエル、シャロン首相の「一方的な撤退案」が、今月末の30日に定例閣議で採決されるとのこと。
アメリカが強烈に押したイメージの強い、この「一方的な撤退案」には、パレスチナはもちろん、アラブ諸国からも批判の声があがっている。
「壁」に「難民」と問題は山積みだ。

それにしても、シャロン首相の「私はこれまで正しいと思うことをやってきた。」という発言には、意見を言いたい人が沢山いることだろう。
by barry_lions | 2004-05-25 10:41 | Middle East


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