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2006年 05月 30日
ツール・ド・フランス 秘められたアスリートの記録
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「OVERCOMING - ツール・ド・フランス 激闘の真実 -」

マイヨ・ジョーヌへの挑戦 - ツール・ド・フランス100周年記念大会

の試写会が当たったので、UPLINKにて鑑賞。




UPLINKという場所が純粋な映画館で無いという心配が見事的中。
まず、2本同時の試写だったので、トータル約4時間を、あの椅子で見るのは、ちょっとキツイ。
二本目の映画なんかは、座りなおす音と振動がこだましていた。
また、スロープが無くスクリーンが低いので、前列の人の頭で画面が見えなくなる可能性大。
画面が近くって気持ち悪くなるかもしれないけど、最前列が一番良いかも?
でも座りやすそうな座席は後方にあったりして、、、

「OVERCOMING」は、デンマーク制作ながらも、英語が映画の大半の台詞を占めている。
が、英語のスクリプトが入っていないシーンに、沢山の日本語サブスクリプトが入っているのが良く分からなかった。
説明の為にわざわざ入れたのか、それともオリジナルのフィルムにはデンマーク語か英語のサブスクリプトが入っているのか。
それから、日本語字幕も下に入ったり右に入ったり左に入ったりして落ち着かない。
後方で見ていたので、字幕の位置が変わるたびに鑑賞している人の頭が動くのが分かり、昔の映画館みたいでちょっと笑ってしまった。
と、ここまでは日本側の制作及び興行サイドの問題。

映画の感想としては。。。
「OVERCOMING」は、CSCのリース監督に焦点をあてたドキュメント。
画面の割り方や時間軸のズラし方がちょっとウザい。
2003年のツールを追ったドキュメントだけにレースの面白みには欠けるが、カメラがチームに入り込んでおり、CSCと一緒にツールの長くて短いフランスの夏を駆け抜けられる。
これだけ良質なドキュメントとしての素材があるんだから、もう少しシンプルにまとめてくれると嬉しかったりする。が、そこは感性の問題なので、この編集の仕方が好きな人もいるだろう。
ともあれ、スポーツドキュメントとしては、十分及第点の映画。
ファーストネームで呼び合うので、選手をフルネームで覚えておかないと、ちょっと大変。
サストレやバルトリのファーストネームを忘れていたので、ちょっと混乱してしまった(反省)。

マイヨ・ジョーヌへの挑戦は、劇的なレースとなった2003年のレースをチームテレコムと一緒に追ったドキュメント。
テレコムといえば、ウルリッヒのイメージがあるが、2003年のテレコムに彼の姿はない。
映画の主軸はツァベルとアルダク。
熾烈な総合争いを演じたヴィノクロフやウルリッヒが主役では無いので、100周年大会を追ったドキュメントとしては少し勿体無い気がする。
が、この大会で良い所のなかったツァベルやアルダクをメインに持ってきた事によって、選手の苦悩や哀愁を垣間見ることが出来る。
また、生中継のテレビでは見ることの出来ない高画質のフランスの風景は逸材。
生中継はJ-Sportsが放送して、数日遅れでハイビジョン放送をしても需要があるかも?と思ったりして。
オーソドックスな作りのマイヨ・ジョーヌへの挑戦は、少々中だるみを感じてしまったが、こちらも十分及第点。

どちらの映画も、ロードレースファンなら見応え十分の映画に仕上がっている。
が、2本同時に見るのはちょっと辛いかな?と個人的には思った。
また、ツールにもNFL Filmsみたいな子会社を作れば、もっと面白い作品が出来るのになぁ~とも思った。

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ツール・ド・フランス 秘められたアスリートの記録

NFL Films
NFLの全ての試合をフィルムで撮影して、試合だけではなく選手達の声やコーチの指示なども音声として記録、保存しているNFLの子会社。
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by barry_lions | 2006-05-30 15:40 | Bicycle


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