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2004年 06月 08日
ファタハの指導者に終身刑(イスラエル)
イスラエル、パレスチナ有力指導者に終身刑
 イスラエルのテルアビブ地裁は6日、イスラエルに対するテロに関与したとして殺人罪などに問われていたパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハの指導者、マルワン・バルグーティ被告(44)に終身刑を言い渡した。同被告はパレスチナのアラファト自治政府議長の有力な後継者候補とみられていたが、2002年からイスラエル軍に拘束されている。

イスラエル地裁、ファタハ指導者に終身刑判決
 判決は、バルグーティ氏がファタハ直系の武装組織「タンジム」と系列の武装組織「アルアクサ殉教者旅団」を率い、5人のイスラエル人を殺害した3件のテロ行為に直接関与したと認定した。バルグーティ氏は2000年に始まった第2次インティファーダ(反イスラエル闘争)で、民衆デモの先頭に立ち、イスラエルの占領政策を非難するなど闘争を主導。2002年4月に、イスラエル軍によって逮捕された。
 バルグーティ氏はパレスチナ自治政府のアラファト議長と人気を二分し、議長の後継者の1人ともみなされているが、判決により指導者に復帰する道は事実上断たれた。
ファタハ指導者に計5つの終身刑 イスラエル
 判決についてパレスチナ自治政府は、バルグーティ氏に対する裁判権をイスラエルの裁判所に認めないと声明を発表。判決は「不法で無効だ」と批判した。
バルグーティ被告もこれまで、イスラエルの裁判所を「占領者の裁判所」と呼び、その司法権を認めないと抵抗している。
イスラエル政府はかつて、ファタハの有力者バルグーティ被告を、アラファト議長に代わる自治政府の次期リーダーと期待していたが、昨年8月に始まった裁判では、バルグーティ被告がファタハの軍事部門アルアクサ殉教者旅団を指揮し、ヨルダン川西岸各地でのテロを指導していると主張していた。

イスラエル:ファタハ有力幹部に終身刑
 同被告は00年9月に始まったイスラエル・パレスチナ間の衝突でファタハの若手活動家を率いる一方、機を見てイスラエルとの停戦を主導するなど現実的な指導者として幅広い人気を集めた。
 判決後、殉教者団は「すべての(パレスチナ人)戦闘員はシオニストや子ども、女性、兵士を誘拐し、死を宣告せよ」との声明文をロイター通信に送り付けた。
ファタハ、指導者終身刑でイスラエル人拉致・殺害を呼びかけ
 パレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハの武装組織「アルアクサ殉教者旅団」は7日、イスラエルの裁判所が有力指導者マルワン・バルグーティ氏に殺人罪などで終身刑の判決を下したことを受け、イスラエル兵士や民間人を、拉致・処刑するよう呼びかけた。
 同武装組織、判決後ロイター通信に送ったファクスのなかで、「われわれは、すべての戦闘員に対し、子供であれ女性であれ兵士であれ、あらゆるユダヤ人を拉致し、処刑するよう求める」と述べた。

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by barry_lions | 2004-06-08 13:34 | Middle East


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