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2006年 09月 20日
Painkiller
薬(痛み止め)を飲むという事からトラックバック。

鎮痛剤(pain pills/painkiller etc)が中毒になるのは広く知られている。
NFLの鉄人、グリンベイ・パッカーズのQBブレッド・ファーブは、痛みを堪える為に鎮痛剤を投与し続けて中毒に陥った。
どんな怪我を負ってもエースQBとして投げ続けた彼の努力と気迫に、多くのファンがチームを超えて尊敬しているといわれているが、その彼にも鎮痛剤中毒のような影の苦悩が存在している。

今回のWWEにおけるカート・アングルの退団劇を聞いて、真っ先に思い浮かべたのがブレッド・ファーブだった。

元々、再起不能とまでいわれていた首の怪我からの復帰であり、今までの試合自体に無理があったのかもしれないし、そんな状態だからこそ鎮痛剤が必要だったのでは?とも容易に想像がつく。
その鎮痛剤を止める最短の近道は、痛みの原因を減らすこと、すなわち試合から遠ざかる事であろう。
何故、ストーリーから遠ざかって休むのではなく、退団という道を選んだのかは分からないが、これによって鎮痛剤の投与も止められる事は確かだと思う。


アメリカンプロレスがここ十数年で大きく変わったのは、ハードヒットの有無だろう。
マクマホンがシニアから団体を受け継いだ時代。そう、まだWWFがNYを中心に興行を行っていた時期のプロレスは、良くも悪くもハードヒットが少なく、危険な技も少なかった。
ホーガンとU・ウォリアーのラリアット合戦は、迫力満点では無かったが見応えはあった。それがこの時代のプロレスを象徴しているのかもしれない。
ともあれ、現在のプロレスは、日本やアメリカの隔たり無く、過激な攻防が売りの一つになっている。
これに歯止めをかけることは、プロレス本来の価値を無くすことになるが、ある程度の自粛も必要な時期に来ているとも多くの人が言っている。
このバランスの取り方が、プロレスを成り立たせて持続させる上において、大変難しい問題なのだろう。

そう考えると、ボディスラム、ストンピングそしてトラースキックなどは、上手に考えられた迫力と説得力を持ったプロレスらしい技なんだなぁ~と改めて感心する。
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by barry_lions | 2006-09-20 16:30 | Battle


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