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2004年 06月 17日
0616のパレスチナ関連のニュースをピックアップ。
ミスコン
http://fpj.peopledaily.com.cn/2004/06/15/jp20040615_40351.html
パレスチナ人女性2人とイスラエル人女性15人が15日、揃ってミスコンテストに出場した。同コンテストは、パレスチナ人とイスラエル人の間にあるわだかまりをなくし、相互理解を深めるために開催された。
ユダヤ人とパレスチナ人共同企画のミスコンテスト、波乱
ユダヤ人とパレスチナ人が共同で企画したミスコンテストが15日夜、占領地の東エルサレムにあるユダヤ人居住地で開催された。しかし、「政治的に正しくない」などと家族から説得され、パレスチナ人参加者7人全員が辞退。平和のための企画が、かえって現状の厳しさを映し出す結果となった。
 「ミス・カブハテフェル(ミス境界線)」と題したこの企画、エルサレムと、その南に接するパレスチナ自治区ベイトジャラの住民を対象に参加者を募った。会場になったギロは、イスラエルが67年に東エルサレムを占領・併合した後に建設したユダヤ人のニュータウンで、00年9月に始まった第2次インティファーダ(パレスチナ人の対イスラエル抵抗闘争)では隣接するベイトジャラから銃撃が相次ぐなど、対立の最前線だった。
 ギロとベイトジャラの住民が手を携えるさまをアピールする狙いだったが、当日が近づくにつれてパレスチナ側の家族の間で「後で問題が起きはしないか」との慎重論が広がり、直前に全員が辞退を決めた。
 結局、15人のユダヤ人と1人のアルメニア人が参加、ギロ在住の17歳のユダヤ人少女が優勝した。主催者はマーリブ紙に「私は種をまいた。来年はパレスチナ人がもっと来てくれると期待している」と語った。
ミスコン自体の賛否は置いておき、パレスチナ人全員が辞退をしてしまった今回のミスコン。
前日のリハーサルでは、問題なく写真に収まっていたのだが。。。
主催者の趣旨は良く分かるが、パレスチナ人側から見るととてもデリケートな問題。
占領している側とされている側で、立場が大きく変わるだけに、慎重になるのも分かる。
「政治的な圧力もあった」との話もあるので、難しい問題だ。


連立与党
イスラエル:汚職疑惑のシャロン首相、不起訴に--野党労働党との連立に道
 シャロン・イスラエル首相の汚職疑惑を調べていたマズーズ検事総長は15日、証拠不十分を理由に不起訴処分を決定した。ガザ地区撤退計画をめぐり政権の不安定化が懸念されているシャロン首相にとって追い風になるとみられ、最大野党・労働党との挙国一致内閣の樹立に道を開く可能性も出てきた。

シャロン政権の連立与党は、「一方的な撤退案」が可決されたら、右派中心の連立与党から「一方的な撤退案」を支持している中道や左派との連立に組み直すと言われていたが、今回の不起訴により現実味を帯びてきたという話。
このリクードと労働党は最大のライバルでありながらも、過去に何度もこうやって手を結んでいる。
今回はどのような結果になるのかは分からないが、シャロン政権が大きく変革するのは間違いない。
by barry_lions | 2004-06-17 11:58 | Middle East


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