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2004年 07月 23日
SmackDown in 武道館@2004/7/16&17
夏の武道館。
蝉の鳴き声。
うだるような暑さの中、SmackDownのスーパースターズを率いて、WWEがやってきた。

暗転。
英語でのアナウンスで、第1試合を戦うショー・フナキが入場すると、会場は割れんばかりの「フナキコール」。
会場が出来上がってしまっている。
この時点で、初日の総評は決定した。


思えば、レイ・ミステリオの来日は、殆ど見ている気がする。
初来日は、WARが主催した第2回スーパーJカップ。
ミステリオは、その大会のブッキングからマッチメイクまで担当したU・ドラゴンの秘密兵器。
シコシスとのセットでセミファイナルを飾った。
身長が160cm強というプロレスラーらしからぬ体格のミステリオは、日本マット界に新たな試合スタイルを提示した。
受けの上手い大型のシコシスが、ミステリオの良さを出しまくり、この日のベストバウトとされたのは、U・ドラゴンの手腕によるところが多いが、この後、ECWからWCWに渡り、二人ともブレイクすることになるのだから、世の中分からない。

ちなみに、このWAR主催、第2回スーパーJカップは、現(元)WWEの選手が沢山出場している。
第1試合では、ヤスと組んでランス・ストームが試合をして、トーナメント1回戦では、U・ドラゴンとフナキが対決。
トーナメント2回戦では、クリス・ベノワvsクリス・ジェリコという夢のカードも実現して、好勝負を演じている。
その後、ミステリオはWARに何度か来日を重ねた。
ECWで定番だったフービーとのセットやライガーとの絡みなどで、ファンを楽しませてくれた。
ちなみにライガーは、ミステリオに付き合わず、一部のファンから大ブーイングを浴びていた。

そのミステリオが、大型レスラーの多いアメリカで階級を問わず大活躍して、ライガーが小型が進んでいる日本のヘビー級を見据えながらもジュニアという枠から抜け出れないという現状は、皮肉以外の何者でもないだろう。


大会2日目、ミステリオは、クルーザー級の選手権で、ノーブル、チャボ、フナキと4WAY戦。
最後に残ったのは、王者ミステリオと地元のフナキ。
地元のファンを喜ばせるWWEらしい演出だ。
クルーザー級らしい攻防の末、ミステリオが勝利。
前日のタッグ戦といい、ミステリオは存在感を見せつけた。


思えば、アンダーテイカーの来日は、殆ど見ている気がする。
初来日は、SWS。
しかも、場所は後楽園ホール。
WWFで売り出し中の大物の初来日。
日本が、どれだけバブルだったかを思い知らされるエピソードだ。


2回目の来日がWAR。
場所は横浜アリーナ。
武井社長のアイデアで、棺桶から登場するという入場シーン。
これは普通は思いつかない。
墓堀人が棺桶から出てくるというのは、冷静に考えないでも、間違っている。
が、雰囲気勝利というところか?


3回目の来日がマニアツアー。
WWEが思い返したくも無いであろう、来日公演だ。
場所は同じく横浜アリーナを始め全国を巡業。
メンツは凄かったのだが、知名度とマーケティングが不十分だった。


4回目の来日がみちのく。
自身のフォロワーである、人生(ハクシー)との一騎打ち。
場所はみちのくが勝負をかけた両国国技館。
テイカーのギャラで、みちのくの財政事情が傾いたとも言われている。


残念ながら、アメリカン・バッド・アスのキャラでの来日は無かったが、今回は再び怪奇派にもどっての再来日。
これだけ長い期間現役の第一線でトップを張っているテイカー。
さぞかし、試合が面白いのか?と聞かれれば、否。
全体的にマッタリとして、メリハリの無い試合を作るので、有名だ。

しかしながら、カリスマ性は凄い。
細かい動き一つ一つが、観客の心を捕らえる。
思い返してみれば、先日までの来日は全て逆風の中での来日だ。
特に、SWSとWARの会場の雰囲気は最悪だった。
SWSは後期&後楽園ということもあって、それでも歓迎ムードであったが、WARの会場は酷かった。
良い意味でも悪い意味でも、新日とWARの対抗戦の雰囲気が充満して、新日ファンからの野次が会場全体を包み込んでいた。
そんな中、ギミックの王様であるWWEのテイカーは、試合を行った。
酷い野次が無かったといえば、嘘になるが、入場と同時に会場を暗黒の世界、テイカーワールドに引き込んだ。


この日の武道館は、テイカーを待ちに待ったファンで溢れていた。
初日のダッドリー兄弟との試合。
2日目のJBL、アングルとの試合。
どの試合も、入場と退場、そして決め技が一番の見せ場だった。
それでも、皆、満足して帰路につけるのは、アンダーテイカーという存在感のなせる技なのだろう。


武道館2Days。
通常、WWEが同じ会場で2日間の公演を行う時は、アタリとハズレの日があるのだが、今回のツアーは総じて楽しめる内容だった。
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by barry_lions | 2004-07-23 16:49 | Battle


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