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2004年 08月 10日
イラクとイラン。
イラク武装組織、イラン領事を拉致・中東テレビ
 【テヘラン9日共同】8日のアラブ首長国連邦の衛星テレビ、アルアラビーヤによると、「イラク・イスラム軍」を名乗る組織がイラク中部カルバラのイラン領事を拘束したとして、領事や旅券などを写したビデオを同局に送り付けた。
 拉致されたとみられるのは、フェレイドゥーン・ジャハニ領事。アルアラビーヤの報道では、同組織は、領事が「外交から外れた行動」をとり、「イラクの宗派間の分裂を扇動するために働いていた」と主張。さらに、イランはイラクに内政干渉していると訴えた。
 国営イラン通信によると、イラン外務省のアセフィ報道官は同日、領事が行方不明になっていることを認めたが「拉致を確認する十分な情報がなく、イラク当局と慎重に調べている」と述べた。
 領事は4日、領事館設置のため、バグダッドからカルバラに移動中に行方不明になったという。
 同名の組織は7月末、パキスタン人2人を拉致、「死刑判決」を下し殺害している。 (08:31)

イラクの武装勢力、イラン領事を誘拐
【バグダッド/テヘラン 8日 ロイター】 衛星テレビ、アルアラビーヤは8日、「イラクのイスラム軍」と名乗る武装勢力に誘拐されたとするイラン人外交官の映像を放映した。
同武装勢力は先月、パキスタン人人質を殺害したとされている。
映像には、グループの名前が書かれた横断幕の前のひげをはやした男性とフェレイドゥーン・ジャハニという名前が書かれたパスポートと名刺などが映っている。
アルアラビーヤによると、同組織は声明で、イラクの分裂を煽動し外交の領域外で活動しているため、カルバラ駐在のイラン領事を誘拐した、としている。
また、同組織はイランのイラクへの内政干渉にも警告しているが、人質に対して危害を加わるかについては警告していない。
イランの国営テレビによると、在イラクのイラン大使館は、同領事が拉致されたことを確認した。

マイケル・ムーアが「アホでマヌケなアメリカ人」と言っているが、CNNのトップニュースを見る限り、アメリカのニュース番組の方が質が高いように感じてしまうのは、自分だけだろうか?

イラクでの泥沼は依然として続いている。
日本では、人質、ジャーナリスト殺害が過ぎ去ると、ニュースも世論もイラク戦争は、遠い出来事になってしまった。
blogでのエントリーも、イラク戦争の数は激減している。
本来、中東問題ではあるので、取り上げる範疇にあるものの、沢山のblogで取り上げていたので、あえて外していたイラク戦争。
このまま、イラク戦争関連のエントリーが減るような、取り上げ始めようかな?と思う今日この頃。

さて、イラクとイランの問題、というほど、簡単ではない両国の関係は、人種と宗教それに歴史が絡み合う。
アメリカというキープレイヤーの存在が大きいというのは、ここでも同じだが、対アメリカ(対イスラエル)という点において足並みが揃う時もあった。
が、このイラク戦争によって、間違いなくそのバランスは崩れるわけだ。
イランのみならず、中東の諸国がこの動向を見守っている。
アメリカは、緩やかに撤退をしたいが、中東内での内紛は極力押さえて原油価格のバランスも保ちたい。
この相反する2点において、現状で四苦八苦している。
批判も多いイラク攻撃は、かなりの部分において、アメリカは成功を収めた。
ゲリラ(レジスタンス)によるイラク内での破壊工作も、アメリカの考えたシナリオに入っていたのでは?とも考えられる。
# 予想外だったのは、人質虐待暴露くらいか?

ともあれ、ソマリア同様に、アメリカ撤退の時期と方法が問題になってくる。
名目上は利権はイラクに移した。
後は治安の維持を任せて、撤退といったところか?
が、今の段階では、治安の維持は難しいだろう。

ちなみに、自分の意見は、前にエントリーしたが、「アメリカは撤退せず、最後まで責任を持て」である。
パウエルではないが、内政干渉したからには、イラク国民の責任を持つのはアメリカ大統領の責務だと思うからだ。
「アメリカが撤退すれば物事が収まる」ほど安易ではない。中東は一筋縄ではない。
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by barry_lions | 2004-08-10 11:46 | Middle East


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