カテゴリ:Memo( 154 )
2007年 12月 29日
ブルー・リング
今年(2007年)読んだ本(備忘録)。
ブルー・リング
日は沈み、やがてまた必ず昇る
サッタから妻子を亡くしたクリーシィーへのメッセージ。

というわけで、再びクリーシィーの復讐劇が始まる。
今回は義理の息子マイケルの産み落とされた理由を探る旅から始まるわけだが、それだけでは冒険活劇小説にはならないわけだ。
もし焦げるほど熱いオーブンに二秒間座れば、二分間のように感じるが、もし美女に二分間キスしても、二秒間にしか感じない
拷問されながら、学校でのアインシュタインの相対性理論の説明を思い出すというのも中々面白い。
最悪なのはサディズムだ。それを育む要因は権力であり、そこには人種、信条、文化性別の壁はない


十八年ほど前、カラブリアの山村で、ひとつの遺恨が結末を迎えた。遺恨は三十年も続き、その間にふたつの家族から二十人以上の死者が出た。遺恨はあまりにも長く続いたので、そもそもの原因がなんだったのか、だれも思い出せなかった。とうとう片方の家族に生き残った男はたったひとりしかいなくなった。復讐の掟というすばらしいものがあって、少年は十六になると大人になり、殺したり殺されたりする資格を持つ。生き残った男の子は十五の時に母や姉たちからこう言われた--十六の誕生日が来たら父の銃を取り、死んだ父や兄弟や伯父や従兄弟の仇を討て、と。少年は復讐なんかするもんかと腹に決めていた。その態度は母や姉たちの恥の種だった。この話がイタリアと世界に広く知れ渡ったのは、地元の司祭が一部始終を知っていて、報道機関に知らせたからなんだ。
少年を引き取ろうという申し出でがイタリア中のたくさんの家族からなされたし、もちろん警察は保護を申し出た。しかし少年はすべての申し出でを断ったんだ。十六の誕生日の前の晩、母と姉たちは少年に唾を吐きかけて家を出ていった。家のドアは開けたままにしておいた。真夜中の十二時を一分過ぎると、仇の家族の男たちが銃を手にしてやってきて、テーブルに座っている少年を射殺した。母と姉たちは少年の葬式への参列すら拒んだものだった……これが復讐なのかね?
復讐の鬼クリーシィーが復讐の虚しさを説く。

勧善懲悪。
振り上げた拳の落し所。

クリーシィーシリーズには、日本人が大好きな結末とカタルシスがある。
そのストーリーの単純さ、それに反するテーマの深さがミスマッチを起こして、人気の秘訣となっているのだろう。
[PR]
by barry_lions | 2007-12-29 13:32 | Memo
2007年 12月 25日
パーフェクト・キル
今年(2007年)読んだ本(備忘録)。

パーフェクト・キル

「燃える男」に続くクリーシィシリーズ第2弾。
A.J.クィネルが決して明かさなかった取材網による情報能力が、当時の話題になった事件と小説を見事にリンクさせることに成功している。

ハッキリ言ってしまえば、「燃える男」には遥かに及ばない作品ではあるが、今でも話題になるパンナム機の爆破事件(ロッカビー事件)の主犯をリビアとしない辺りは流石だ。
「最初の間違いは勝てる確信がないのに挑戦したことだ。レースでも、人生でも、これからはそういうことをしてはいかん。戦いに勝てる確信がない限り、相手を殴ってはいけない。戦争に勝てると百パーセントわかっているのでなければ、戦ってはいけない。絶対にものにできるという確信がない限り、女を追いかけないことだ」
とか言いながらも、復讐するクリーシィはそんなコンサバな作戦じゃなかったりする。
[PR]
by barry_lions | 2007-12-25 16:57 | Memo
2007年 12月 20日
Man on Fire
今年(2007年)読んだ本(備忘録)。

燃える男
運命からは何も生じはしない。人間が関係するあらゆる出来事、あらゆる事件は、本人や他人による行動の結果なのだ。幸運はでたらめな現象ではない。運命は定められたものによって予定されているのだ。
デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング主演の映画「マイ・ボディガード」の原作「燃える男」。
監督もお馴染みトニー・スコット。
「間違った鍵でドアを開けようとしているようなものだわ。鍵穴には入っても、回せないの」
「たぶん鍵穴が錆びているんだろう」
フランス人看護婦がクリーシィと別れた理由。それを伝え聞いたクリーシィの返事。

クリーシィ(デンゼル・ワシントン)は、傭兵に疲れて傷つき、酒に溺れていた。
そのクリーシィのくたびれたキャラクターは、
失望や挫折によっては彼女の楽天主義は曇らなかった。彼女は子犬のようなものだった。好奇心の凝りかたまりで、なにか奇妙なものにぶつかると一歩跳びのくが、それから鼻をひくひくさせながら少しずつにじり寄るのだ。
ピンタ(ダコタ・ファニング)との出会いにより、人としての生きがいと目的を見つけることになる。
「あんたのために太陽は触れない、雲に手が伸ばせない、あんたをもう一度若くはできないという歌だ。しかしグィドー、それこそ彼女がおれにしてくれたことなんだ。太陽に触ってくれたんだ。」
ドクター・フックの歌を引用してクリーシィがピンタとの関係を説明しているわけだが、そのピンタの復讐の為にグィドー(クリストファー・ウォーケン)の力を借りることになる。
会話は先生と生徒の対話という性格を失い、対等な立場での議論となった。黙っていても気まずくならず、緊張も感じないということに、二人とも気づくようになり、友人ができたという実感を驚きとともに感じるに至った。
戦場を生き抜いた二人は(クリーシィとグィドーは)そうやって関係が深まった。
「理屈ですって!なんという言葉なの。愛が理屈に合ったためしがあるのかね。」
復讐の鬼になったクリーシィ。そのリハビリ中。
クリーシィを好きになったナディアの母ラウラが、その愛に応えるのに躊躇しているクリーシィを説得しているセリフから。
お互いの肉体を発見し、感覚を探検した。彼は支配者だったが、やさしかった。彼女は従順だったが、対等だった。
結局、二人は結ばれるのだが、クリーシィの炎が燃え尽きることは無かった。
肉体の調整が仕上がりかけたいま、彼は早く仕事にかかりたくてじりじりしていた。準備は長くきつかったが、目的があったからこそ耐えられたのだった。それが終ろうとしているいま、心は先走り、戦術に綿密な検討を加え、問題を予見しようとした。心は肉体の先を越し、肉体が追い付くのを待っていた。あと二週間で肉体と精神は一体となるだろう。
傷から癒え、復讐の準備が終わりに差し掛かったクリーシィの心情。

Man on Fire。

クリーシィの燃え尽きない復讐の炎。
ピンタに対する愛情と後悔。
圧倒的に展開する活劇小説だけではなく、クリーシィの切なさこそが、この小説の本題。
A.J.クィネルの処女作にして最高傑作。
[PR]
by barry_lions | 2007-12-20 08:32 | Memo
2007年 12月 19日
生きるのを楽しむコツ
今年(2007年)読んだ本(備忘録)。

「アヒルと鴨のコインロッカー」 (創元推理文庫) (文庫)
「アヒルと鴨のコインロッカー」DVD
より。
生きるのを楽しむコツは二つだけ。
クラクションを鳴らさないこと、細かいことを気にしないこと。
映画のセリフには出てこなかった、原作で印象に残ったセリフ。
ただのお気楽な言葉ではなく、人生の視点に対する価値観が垣間見られる。

物語で、重要なようで、そうでないようで、やっぱり大切なブータンというお国柄も影響しているのかもしれない。

他人に文句を言って、他人にも自分にも神経質になっていると、楽しい人生をおくれない。
Take it easyって感じかな。
[PR]
by barry_lions | 2007-12-19 08:49 | Memo
2007年 04月 18日
スルーする技量。
普段読んでいるblogや日記のサイトで、自分と違う意見の文章を見つけた時に、コメントを残すか否かで考える。

例えば、とある映画の感想で「感動した」とか「世界観が素晴らしかった」などと称している映画を、自分は「内容の無い自己満足的な映画で、細かいディティールだけに拘り、シナリオはボロボロ」と感じていたとする。
で、それをコメントに残す必要があるのだろうか?と。

相手や内容によっては、そこから話が発展する可能性があるワケで、コメントするのも悪くないかもしれないが、基本的には書き残す必要は無いというのが正解だと思う。

でも、それは自分が書き残す場合の話であり、書かれた場合はどうすれば良いのか?
もちろん、「相手や内容によっては、そこから話が発展する可能性があるワケ」なんだけど、基本的にはスルーするのが正解だと思う。

今回のコメントは、明らかにスルーすべき内容だったにも関わらず、思わず反応してしまった。
まっ、自分のネット技量の低さが垣間見れたワケだが、それはそれ。楽しめたので良しとしよう。
[PR]
by barry_lions | 2007-04-18 10:35 | Memo
2007年 03月 21日
お返事。
>ゼルグ殿へ(弁慶?)。

面白いコメントがあったので、反応。

More
[PR]
by barry_lions | 2007-03-21 21:25 | Memo
2007年 02月 21日
Rimo
Rimo
Rimoは、YouTubeで公開されている動画の中から、アクセス数などに基づいたはてな独自のアルゴリズムによって「人気がある」と判別した動画を自動再生するサービス。
う~んと、これって面白いか?

色々なblogを読むとハテナのサービスとして評価が高いので、早速アクセスして使ってみた。
チャンネルが4つあって、それぞれのテーマで、人気のYouTube動画が見られる。気に入らなければ、スキップして次の動画を楽しむ。
Wiiを使ってYouTubeをテレビのように楽しむというツールだ。

もちろん、PCでも同じように使えるのだが、、、全く楽しめない。
というか、YouTubeの魅力の一つって、見逃したテレビの違法動画などを観られるのもあるが、自分の好きなジャンルのマイナーな動画を発見出来る事だと思う。
人気のある番組の違法動画やプロモーションビデオの違法動画なんかは、普通にテレビを垂れ流しにしているのと変わらないじゃん。

まぁ~、「人気がある」と判別した動画を自動再生するサービスなんだから仕方ないけど、最後まで見た動画を覚えておいて、そこからユーザー別に好みそうな動画を検索していくような仕組みで無いと、大衆向け動画の無難な自動再生サービスになって、ただの民法番組と変わらない。
それよりもっと面白い所にYouTubeってある気がするんだけど、そこの面白さまでは伝わってこない。
でも、評価は高かったりする、、、不思議だ。
大量な情報って、受け手がチョイス出来なければ、タダのゴミじゃないかと思うんだが、メディア側が選んだ情報の垂れ流しを眺めている意味が良く分からない。
[PR]
by barry_lions | 2007-02-21 16:35 | Memo
2006年 12月 26日
Heather Martin
When Are You Coming Home-Heather Martin Original Composition
Heather Martin - When Are You Coming Home
Heather Martin News 9 CBS
You were almost sixteen when I came into the world.
Mom and Dad had you first then 3 more boys I'm the baby girl.
I sure have a lot to look up to in you, you're really smart and funny with a big heart too.
After one year of college you knew what you had to do.
It's just like you wanting to help with the war.
So you joined the army when I was only 4.
This time of year we talk of big plans but you're over seas in some distant land.
You can't be here for Christmas, I don't understand.
Chorus:
When are you coming home, Shaun?
When are you coming home?!
We lit up the house like we always do but it doesn't seem bright 'cause we can't have you.
In my prayers I ask God to keep you safe.
And I'm trying to be really brave.
Tell me that the fighting's through.
Come home!
I really miss you.

It's hard to enjoy the holidays without you.
But we're so proud of you and all the red white and blue.
Remember that Jesus is your best friend,
And someday our families will be together again.
Wow! You know we'll have a great big party then.

Chorus

I want to show you how tall I've grown and introduce you to my new friends at school.
Maybe we could go and get some ice cream together but I really don't care what we do.
とても可愛い女の子であり、彼女の気持ちも良く分かる。
でも、軍が英雄を作って煽動するのと同じように、反戦サイドに利用されている気もしてしまう。
考えすぎかもしれないけど。。。
[PR]
by barry_lions | 2006-12-26 17:26 | Memo
2006年 12月 18日
飲酒運転撲滅キャンペーン
飲酒運転撲滅キャンペーン |(社)衛星放送協会 公式サイト

最近、スカパーやケーブルテレビを見ていると盛んに流されるCMが上記の衛星放送協会の飲酒運転撲滅キャンペーンCMだ。
最初は御馴染みACのナンセンスCMかと思ったのだが、衛星放送協会が飲酒運転防止の為に行っているとのこと。
衛星放送協会のサイトの説明を読むと、各チャンネルが無料で流しているらしい。

それにしても、このCMは酷い。
いや、キャンペーンに批判するわけでは無いが、訴え方が思いっきり間違っている。
飲酒運転を行う人のメンタリティって「自分なら大丈夫」なのだから、こんなCMを見ても何とも感じないでしょ。
このCMを見て飲酒運転を止めようと思う人は、元々飲酒運転をしないタイプの人で、このCMを見て一番心が痛むのは飲酒運転事故の加害者と被害者とそのそれぞれの家族だろう。
そうなると、誰をターゲットにしたCMなのかが分からない。
元々日本は酔っ払いに甘い世論なので、その考えを変えようという啓蒙運動なら素晴らしいと思うが、そうとも思えない。

まぁ~、飲酒運転を本当に止めたいのなら、飲酒運転で捕まっただけで「業務上過失死傷の未遂罪」扱いにしちゃえばいいじゃん。
酔っ払って拳銃をぶっ放したり、人込みでナイフを振り回したりするのと同じような危険性があるわけでしょ?飲酒運転。
「『業務上過失死傷の未遂罪』扱いにしよう!」というキャンペーンのCMにした方が効果があるはず。

で、一番不思議なのが、ネットで検索したらこのCMを褒めているblogが多いこと。
飲酒運転に対する見方がどちらかが間違っている事になるわけだが、その見方の間違いが飲酒運転が無くならない社会的仕組みに繋がっているのかもしれない。
[PR]
by barry_lions | 2006-12-18 11:21 | Memo
2006年 12月 12日
コレ、誰?
Brian Posehn "Metal By Numbers" Relapse Records
「お前らはメタルじゃないだろう?大体、メタルを演奏するなんて簡単じゃないか」
「やってみれば?ハニー」
というわけで、Brian Posehnがメタルヴォーカルに挑戦!
って、Brian Posehnって誰だ?それより、バックに演奏している君達は大御所じゃないですか。
なんだか有名なコメディアンみたい>Brian Posehn。スレイヤーをネタにした動画もあったし、どんなコメディアンなんだろう?

Bubba Hog
キャラ的にはBrian Posehnに似ているけど、こちらは素人さんみたい。
ファイヤーマン・エドみたいな感じ?
違う動画では、オーロラビジョンに映っていて会場が盛り上がっているのもあるんで、その世界では有名人?
でも、日本の踊る酔っ払いと雰囲気が違うのは、周りも一緒に楽しんでいる所?
面白いのは、まったく気にしていない人は我関せずという表情。でも、決して嫌がっているワケではない(もちろん、そういう人もいるだろうけど)。
日本だったら、楽しめない人は、ウザいって顔になってしまうはず。
この辺りのマイペースが国民性の違いかな?
そんなこんなで、インパクト大だぞ、Bubba Hog!

"ULTIMATE" Drake Dudley Highlight age 10 to 11.
なんですか?この天才少年は!
柔術、ムエタイ、レスリング、総合と格闘技のほぼ全般をこなしている。
レスリングはフリーもグレコもやっているし、全部本格的。
怪我をせずに、このまま成長したら、どうなっちゃうんだろう?

Rickson gracie street fight.
なんだ?素人みたいな殴り合いは?
って、ヒクソンの例のビデオっすか。
比べちゃうと、天才少年の方が凄いけど、まぁ~時代の差があるから仕方ないか。
[PR]
by barry_lions | 2006-12-12 02:09 | Memo


    


アクセス解析