カテゴリ:Middle East( 183 )
2007年 02月 15日
イラク問題(その1)。
<グラミー賞>反ブッシュ発言のディクシー・チックスが5冠
【ロサンゼルス國枝すみれ】米音楽界最高の権威を持つ第49回グラミー賞が11日発表され、テキサス出身のカントリーグループのディクシー・チックスが、反ブッシュ発言後にバッシングされた経験を歌った「ノット・レディー・トゥ・メーク・ナイス」で年間最優秀楽曲賞を獲得するなど5冠に輝いた。反ブッシュ世論の盛り上がりが音楽界も席巻した。

 リードボーカルのナタリー・メインズさんがイラク戦争開戦直前の03年3月、「ブッシュ大統領が同じテキサス出身なのは恥ずかしい」と発言。保守系ラジオ局がグループの曲を放送拒否するなど、全米でバッシングを受けた。曲ではその経験を歌い「引き下がるわけにはいかない」と怒りを込めた。

 メインズさんは授賞式で「みんなは私たちに賞をくれることで、表現の自由を行使しているのだと思う」とあいさつした。
イラク戦争は間違っていた。
現在、アメリカのニュースやコメディにおいて、ブッシュ批判とイラク戦争批判が主流を占めている。
YouTubeなどで、その番組を見られたりするので、日本にいても、その流れは実感出来る。

数年前とは大違いだ。

何故、イラク戦争を批判したアーティストは(数は少ないながらも)色々といた中で、ディクシー・チックスだけが、あれだけバッシングされたのかは、ちょっと分からない。他のアーティストは大物だったからか?
どちらにしても、現在の振り子は03年とは逆になっている。

その当時、意見をハッキリと主張したディクシー・チックスは立派だが、現在、ブッシュ支持を表明している著名人も、現在の逆風を考えれば評価しても良いだろう(意見の相違はともかくとして)。
一番、怖いのは、当時はブッシュ指示で、今はイラク戦争に反対を唱えている人達だろう。
まぁ~、ある意味でもっとも人間らしいとも言えるが。。。

スーパーボウルのオープニングセレモニー。ビリー・ジョエルが歌うアメリカ国家の中、バグダッドの兵士が画面に映し出されると、会場から大歓声が。
この辺り(ランボーで取り上げられて問題にされたように)ベトナム戦争を間違った戦争と定義付けて帰還兵を罵倒したり生卵をぶつけたりした行為を反省して、戦争は間違っていても戦地に赴いた兵士に敬意を払うという現れだとしたら、アメリカは成長していることになる。
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by barry_lions | 2007-02-15 13:33 | Middle East
2006年 09月 15日
911。
アメリカ時間の2001年9月11日。
世界が変わったとされているが、一体何が変わったのだろう?

戦争は、それ以前も以後も存在する。
なんだか「あれから(911から)、今も戦争が続いている」みたいな書き込みやら、テレビでの発言などがあると、かなり違和感を覚える。
世界大戦後での悲惨な戦争の一つであるボスニア紛争を忘れてしまったのだろうか?
たった6年前だよ、911の。
そんな人に限って、ホテルルアンダを薦めていたりするから、世の中良く分からん。

アメリカを取り巻く環境を大きく変えた出来事といえば、ブッシュとゴアの大統領選だし、中東の大きなターニングポイントになったのはシャロンとバラクの首相選だろうし、911が起点になったとは思えない。
前回の米大統領選で、ブッシュ反対とか言っていた人は、ブッシュとゴアの大統領選にどれだけ注目していたのだろう?かなり疑問だ。

とか、911に関するコメントを読みながら、後出しで書いてみたりする。

オサマ・ビン・ラディンが突然大物テロリストになったというのが、大きく変わった点かな?
それまでの無計画的なsuicide bomberは、いったい何だったんだろう?と考えてみたりもする。
あっ、それから中東の情報が入りやすくなったっけ。う~ん、複雑。
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by barry_lions | 2006-09-15 15:14 | Middle East
2006年 08月 04日
国際部隊の受け入れ
私たちの標的は、ヒズボラに限定している。ただし、一般の住宅にミサイルが収納されている場合は、その家を標的にせざるをえない。

イスラエル、リブニ外相
Newseek 2006.8.2 24p
ヒズボラがイスラエル兵士を人質に取った時、誰もがイスラエルの報復を想像したであろう。
そして、生死に関わらず自国の兵士の身柄を確保するまでは、イスラエルが決して攻撃の手を休めないことは、対するヒズボラでさえ分かっていたであろう。
が、まさかレバノン軍の基地まで攻撃するとは誰が予想したであろうか?

ヒズボラは、レバノン市民を人質に取ったと見るべきであろう。
レバノン政府がヒズボラを差し出せないのならば、イスラエルは人質もろともヒズボラを攻撃するという戦略に出ており、これが批判の的になっている。
この辺りは、ハイジャックにおける国の対応と似ているのかもしれない。

宗教的そして石油という経済的な論点が無ければ、中東問題は大量の血が流れてそれが乾くまで世界から見放されていくはずだ。アフリカのように。

今回の背後が、アメリカとイランの代理戦争という向きもあるが、イスラエルは対イランを見据えてはいるが、代理戦争のつもりはまったく無いであろう。
もっといえば、国連決議もまったく気にしないであろう、今まで通り。アメリカが国連でイスラエルを擁護しようとしまいとイスラエルには関係が無い。
国際的な孤立もユダヤ人の歴史を考えれば、対した問題では無いのであろう。
そう考えるとヒズボラは、イスラエルに免罪符を与えてしまったとしか考えられない。
もちろん、ヒズボラが即時に武装解除をするとは思えず、またレバノンがヒズボラをコントロール出来るとも思わない。
国際部隊の受け入れが失敗したら、我慢比べになり、もっと多くの血が流れるであろう。
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by barry_lions | 2006-08-04 14:58 | Middle East
2005年 11月 24日
シャロン新党結成へ。
エルサレム――イスラエルのシャロン首相(77)が21日、与党の右派リクードを離党、新党を創設し、前倒しの総選挙に臨むことを発表した問題で、同国主要紙は22日、政党別の予想獲得議席に関する世論調査結果を発表、新党が最大33議席を握って最大政党に躍り出て、シャロン首相の続投が決まる、との見通しを示した。
 「国家責任党」は21日、エルサレムで初会合を開き、オルメルト財務相やリブニ法相らリクード議員10人余りが出席した。このほか、労働党の一部議員や対内諜報(ちょうほう)機関シンベト元長官、大学教授らも同党に加わると見られている。
ガザ地区からの撤退には、国民の強い支持があり、総選挙の賞賛を見込んでの新党立ち上げと見られている。
連立政権から離脱する労働党からは、ペレス氏が加わると噂されており、知名度のある彼を取り込んだ勢いに乗り、第一政党に名乗り出る目論見だ。

が、ガザ地区撤退には、高い支持と同時に強い反発もあり、ペレス氏も今のところ参加を否定している。

ともあれ、右の鷹派であったシャロンが、本格的に中道寄りになった事により、イスラエルの政局が変わるのは間違い無いだろう。
それにより、彼の過去の行為(見方によれば愚行)が許されるとは思えないが。。。

シャロン氏新党が最大政党か、選挙は3月28日実施と
シャロン新党結成、政権維持へ賭け…大規模政界再編も
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by barry_lions | 2005-11-24 15:34 | Middle East
2005年 11月 21日
10年と1年。
キャンプデービットでの歴史的握手を交わした2人が死去して、それぞれ10年と1年がたった。

10万人以上(主催者発表は20万人)が集まったラビン元首相の追悼集会で、クリントン前米大統領が演説した。
"I loved him very much, and I was in awe of his ability to move from being a soldier to being a peacemaker, a politician to a statesman," said former U.S. President Bill Clinton, who forged a deep bond with the Israeli leader as he sought to broker Mideast peace.

"If he were here, he would say, 'There is enough of all this missing. If you really think I lived a good life, if you think I made a noble sacrifice in death, then for goodness sakes take up my work and see it through to the end,"' Clinton said.

Clinton ended his speech by saying "Shalom Haver," Hebrew for "Goodbye friend," the same words he famously used to bid farewell to Rabin at the Israeli leader's funeral.
ラビン氏とパレスチナ解放機構のアラファト議長が調印したオスロ合意を仲介したクリントン前米大統領は式典に参加し、「(ラビン氏が)大好きだった。兵士から平和を築く人、政治家、国のことを考える一流の政治家へと転身する様子に、私は圧倒されていた」と挨拶。「(ラビン氏が)もしここにいたら、こう言うだろう。『私の不在を嘆くのはもうたくさんだ。私がいい人生を送ったと本当に思うなら、私が死によって崇高な犠牲を払ったと本当に思っているなら、お願いだから私の跡を継いで、私の仕事を最後までやり遂げて欲しい』と、そういう言っているはずだ」と和平実現への努力継続を呼びかけた。
アラファト元議長がフランスの病院で死去してから1年がたった。
パレスチナは、アラファトの死後も混迷したままだ。

元凶といわれたアラファトが去った後も、パレスチナという運動体を操縦出来る人物がいない現状では、和平への道は遠いのだろうか?

A decade after murder, thousands mourn beloved premier
ラビン首相暗殺から10年、和平祈る追悼集会に数十万人
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by barry_lions | 2005-11-21 19:14 | Middle East
2004年 12月 17日
1217のパレスチナ、イスラエル関連
のニュースをピックアップ。

イスラエル「ガザ撤退、パレスチナ側と協議の用意」
ガザ撤退で交渉の用意 西岸は併合とシャロン首相

イスラエルは従来の主張を変えたわけではなく、今までの方針に、議長選当確とされているアッバス議長を上手く乗せようとしている。
本来ならば、ガザ撤退の交渉と同時に、西岸合併の話し合いもしなければ意味が無い。

この問題、両者の前向きな話し合いが期待出来ない為、今まで通り一方的に進むと思われるが、どうだろう?

抜粋。
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by barry_lions | 2004-12-17 16:44 | Middle East
2004年 12月 15日
1215のパレスチナ、イスラエル関連
のニュースをピックアップ。

アッバスPLO議長、武装闘争放棄を呼び掛け
アッバスPLO議長、武装闘争放棄を呼び掛け
PLO議長、武装闘争放棄を呼び掛け・和平姿勢アピール
「武装闘争は誤り」 アッバスPLO議長が明言
「武装闘争やめるべき」 アラブ紙との会見でPLO議長
パレスチナ:「武装闘争は有害」アッバスPLO議長が明言

パレスチナ難民の定住促進、国際社会に要請 イスラエル

アッバスPLO議長が路線を明確にしつつあるが、これは対米に対するアピールとも考えられる。
それでもアラビア語で「武装闘争は有害」と明言するのは、画期的だ。
選挙後を見据えているのだろう。

対するイスラエルは、パレスチナ難民の定住を現在地へと呼びかけている。
「難民の帰還権」は、パレスチナ問題のネックにもなる部分だけに、安易な展開は期待出来ない。
対イスラエルを考えての解放運動は、パレスチナ指導者にとって都合の良い謳い文句であったし、パレスチナ難民を抱えている国にしても、難民を受け入れたくないというお国事情で、解放運動を支えてきた。

この帰還権は、本当にパレスチナ人の願いなのだろうか?
もしアメリカや日本などが、パレスチナ難民を無条件で受け入れるシステムを作成したら、難民の数が半数以下に減り、現在地への定住もパレスチナへの帰還も容易になるかもしれない。
まぁ~、非現実的だが、パレスチナ難民は、これからも政治的身体として利用されるのは間違いない。

抜粋。
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by barry_lions | 2004-12-15 17:22 | Middle East
2004年 12月 13日
1213のパレスチナ、イスラエル関連
のニュースをピックアップ。

獄中の指導者、立候補撤回 パレスチナ議長選
獄中指導者が立候補取り下げ アッバス氏、議長選当確に
獄中のバルグーティ氏、出馬とりやめ パレスチナ議長選
PLO若手指導者バルグーティ氏、議長選立候補を撤回

PLO議長、1990年のクウェート侵攻支持を謝罪
アッバスPLO議長、クウェート侵攻支持を謝罪

バルゴーティ氏が出馬を取り止めた。
これにより、混乱は無くなり、穏健派アッバス議長がそのまま当確というのが大方の意見だ。
外野としての意見を言わせてもらえれば、アッバス議長とバルゴーティ氏の一騎打ちが、公平な選挙の元で行われるなら、「穏健か武装か」というパレスチナ人の意思が聞けたのかもしれないなどと無責任に思う。

トラックバックURL。
パイレーツ・オブ・カリビアン/バルゴーティ氏立候補取り下げPulp Text

抜粋。
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by barry_lions | 2004-12-13 17:17 | Middle East
2004年 12月 10日
1210のパレスチナ、イスラエル関連
のニュースをピックアップ。

イスラエル軍が武装勢力幹部を攻撃、アラファト前議長死後初めて
イスラエル軍が武装勢力幹部を攻撃、アラファト前議長死後初めて
イスラエル首相、労働党と連立交渉へ ガザ撤退に弾み

記事を読めば分かるが、まだ連立与党に労働党が組み込まれたわけではない。
それぞれ党内での反発をどう押さえて、連立するか?
総選挙の可能性は消えたわけでは無い。

抜粋
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by barry_lions | 2004-12-10 16:39 | Middle East
2004年 12月 07日
1207のパレスチナ、イスラエル関連
のニュースをピックアップ。

関係改善?エジプトとイスラエル、双方の拘束者を釈放
イスラエル:エジプトと囚人を交換 両国が釈放
アッバス議長がシリア訪問 アサド大統領らと会談
アッバスPLO議長がシリア訪問、和解を協議
中東和平の国際会議、来月にもロンドンで開催…英紙
パレスチナ議長選、アッバス氏とバルグーティ氏互角
パレスチナ議長選、アッバス氏とバルグーティ氏互角

エジプトとイスラエルの関係が好転しているというアピールなのか、双方の囚人を解放した。
また、シリアとPLOが和解に向かおうとしている。
(表向きには)前向きなニュースが多い一日だった。

抜粋。
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by barry_lions | 2004-12-07 17:23 | Middle East


    


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