カテゴリ:TV Drama( 46 )
2005年 12月 19日
エンタープライズ
シーズン終了を受けて(その4)

「宇宙艦隊に所属する宇宙船とその乗組員は、いかなる社会に対してもその正常な発展への介入を禁止する」

スタートレックの歴史を見るとアメリカのその時代が分かるといわれている。

DS9は、中東(というよりはエルサレムとパレスチナ)の舞台を宇宙に移したドラマだった。
宗教観と憎しみの歴史が複雑に連鎖し、今までのスタートレックのドラマに比べて重い雰囲気を醸し出していた。
中道左派のクリントン政権から、右タカ派のブッシュ政権に変わるのとシンクロするように、DS9は戦争が主体のストーリーへと転じることになる。

現在のスタートレックの歴史観を作ったのはTNG(新スタートレック)であり、その象徴的な存在が「艦隊の誓い(Prime Directive)」であろう。
最優先の指令=Prime Directiveである「艦隊の誓い」とは、内政不干渉である。
この誓いと道徳と感情の狭間で、ピカード館長が悩むというのが、TNGというドラマが道徳的であり哲学的であるといわれる由縁なのだろう。
中道左派のクリントンも外交で同じように苦戦していた時期だった。

地球に帰還するというヴォイジャーのストーリーでは、その「艦隊の誓い」よりも遥か彼方の地球に向かうことが優先されていた。それがこのドラマの好き嫌いとして表れたのだと思う。

そして、打ち切れが決定したエンタープライズは、不可逆的な領域に足を踏み入れてしまった。
それはまさに父親から受け継いた遺産を、いまだに負債だと気がつかないブッシュ・ジュニアのようでもある。

発端は第2シーズンフィナーレ。
地球が謎の探査機から激しい攻撃を受け、エンタープライズに帰還命令が下る。帰還途中、アーチャーはスリバン船に拉致され、ヒューマノイドから地球を攻撃したのはズィンディという種だと知らされる。
これにより、エンタープライズ号は、次なる大量破壊を防ぐべく、ズィンディ星に向かうというのが、第3シーズンのストーリーだ。
この大量破壊が911で、ズィンディがイラクであるのは間違い無いだろう。
というよりは、ズィンディの設定がそのままイラクなのは、どうにかならなかったのだろうか?

フセインの独裁により、様々な人種と宗教が押さえつけられていたイラク。
球体創造者により、ヒト族、爬虫類族や水中族など様々な種がまとめられていたズィンディ。

予想通り、フセインを取り払った途端に内戦を始めたイラク。
球体創造者に疑問を持たせる事により、種族間でのイザコザが始まったズィンディ。

中道左派の時代に形を作られたスタートレックとしては、この右タカ派バリバリのストーリーは見ていて辛かった。
特に以下の2話は酷かった。
第69話「トゥポルの反乱」HATCHERY
エンタープライズはズィンディの昆虫型昆虫族船を発見。そこで発見したのは複数の成虫の死体と数十の卵を擁する孵化室だった。アーチャーは直ちに死体をエンタープライズに移し分析しようとするが、卵がアーチャーの顔に液体を噴射。その時からアーチャーが徐々に異常な行動を示し始めた。
第71話「球体創造者」DAMAGE
アーチャーが見せた証拠でデグラは球体の創造者を疑い始め、アーチャーをエンタープライズに返す。避難した彗星塵雲でエンタープライズは遭難したイリリアン船と遭遇、ワープ不能になっていたエンタープライズは協力し合えないかと救助に向かう。しかしエンタープライズに必要な物資を渡してしまうとイリリアン船は故郷に帰るのに3年もかかってしまうため、クルーの命を危険に晒せないとイリリアン船長は断り、物別れに終わる。
第69話では、結局エンタープライズは孵化した昆虫族の子供を半ば見殺しにしてしまう決断をする。

そして、第71話では、ワープコイルを奪還する為にイリリアン船を襲撃する。
イリリアン人は悪役として描かれておらず、その異星人から車でいえばエンジンを盗むというエピソードをわざわざ作ったのは、目的の為には手段を選ばないということと、大きな正義の為には小さな正義が潰されるのは仕方ないという現在のアメリカの外交を現しているのかもしれない。

そして、シーズンはファイナルを迎えて、エンタープライズ号の任務は無事に完遂する。
その結果、ズィンディ内戦が始まろうとしていたが、エンタープライズ号にとってズィンディ星での内乱の可能性は、他の星の出来事でしかなかった。

そして、最終第4シーズンへと物語は続く。

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#76最終決戦スタートレック・コミュニティ
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by barry_lions | 2005-12-19 11:29 | TV Drama
2005年 12月 09日
オデッセイ5
シーズン終了を受けて(その3)

シーズンというか物語が終わってしまったこのオデッセイ5。
14話で打ち切られた後、ファンの熱狂的な支持を受けて(放送局を変えて)放送が再開されたこのドラマも、第1シーズンが終了後に起きたスペースシャトルの事故を受け、シリーズ自体が終了してしまう。
この第1シーズンファイナルが、通例通りクリフハンガーであった為に、物語が中途半端で終わってしまったのは勿体無い。

それでも、ここ数年で一番の拾い物だったのは、この「オデッセイ5」だ。

地球を救うというシリーズの目的よりも、それに付随する「トワイライト・ゾーン」的な物語が素晴らしい。

特に「第7話 選ぶ道」と「第13話 ハリーの災難」は逸材だった。

TNGのデータのような役回りのハリーと、癖のある主人公5人との掛け合いは、このドラマの面白さの真骨頂だろう。
そして最後は、ホロっとさせる辺りも心憎い。
もちろん、タイトルはあの映画のパロディだ。

そして「選ぶ道」では、主人公5人が、戻った5年では無い過去と未来をやり直すストーリー。
雨の中での交通事故で父親を亡くしてしまったチャックは、その当日に戻り父親を説得する。
日頃から仲の悪かった二人に、話し合いなど出来るわけが無く、釣りに出かけようとする父親と怒鳴りあうばかり。

過去や未来は変えない方が望ましいという事を悟った時に、初めてチャックは素直に父親と接する事が出来、そして事故に向かう父親に別れを告げるという。

「ロボコップ」のピーター・ウェラー主演という売りしかなかったこのドラマだが、面白いエピソードが多かっただけに、シリーズ打ち切りが悔やまれる。


参照URL。
AXN|オデッセイ 5
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by barry_lions | 2005-12-09 03:29 | TV Drama
2005年 12月 09日
デッド・ゾーン
シーズン終了を受けて(その2)

結局、原作に忠実に作られたのは、第1シーズンの1&2話とシーズンファイナルだけだった。
まぁ~、シーズン全てを原作通りというのは無理なのは仕方ないが、ジョニーが能力を使い続けるのは、この物語の切なさを削ってしまっている気がしてならない。

原作に無いストーリーを増やしたことにより、サラとジョニーの愛情が複雑になっていき、物語に深みを与えている事には間違い無いのだが、、、

ともあれ、原作に話が戻った事により、これからジョニーは新しい局面を向かえ、今までに無い大きな敵と向かい合い、まさに四面楚歌に陥る。
このまま進んでしまうと、第2シーズンの序盤で話が終わってしまうので、違う話を織り込むのだろうが、それによってテレビ版デッドゾーンの色が決まるのは間違いないだろう。

期待半分、不安半分。

参照URL。
AXN|デッド・ゾーン
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by barry_lions | 2005-12-09 02:39 | TV Drama
2005年 10月 16日
トゥルーコーリング
シーズン終了を受けて(その1)
無念の死を迎えた者が、彼女に「助けて」と救いを求めると、人知を超えた力が働き、その日の朝に逆戻りする、という時間逆行現象が起こる。つまり、死ぬにはまだ早すぎる人たちの人生最後の1日を、彼女だけが“再びやり直す”ことができるのだ。
面白い設定に興味を惹かれて、シーズン1を見ることに。
パイロットの第1話と続く第2話のシナリオは、とても良く出来ていたと思う。
が、途中から、ご都合主義というかストーリーの強引さが目に付くようになる。

理由は簡単。
トゥルーの能力によるドラマ性を際立たせる為、彼女の身の回りに沢山の不幸が降りかかる(降りかかせてしまった)。
もし、彼女がその能力を持っていなかったら、彼女の周りの大切な人は、全て死ぬか刑務所に行ってしまうという勢いだ。
いくらなんでも、それはやりすぎでは?

シーズン中盤から、ジェイソン・ プリーストリー演じるジャックが出てきて、物語に深みが出てくる。
いや、シナリオの臭さは相変わらずなのだが、アメリカ人の好きな(?)運命論が物語の中軸として、\存在する分、受け入れやすくなった。

死に対する無念を託されたトゥルーは、彼や彼女らの運命を変えるべく、一日をやり直す。
対するジャックは、一度行われた運命が変わらないように、一日をやり直す。

運命は(神が決めた)絶対的なものだから、変えてはならないというジャックの理論。
こちらを主人公にして、シナリオを作り直した方が面白いのでは?とも思ってしまう。
そうすると、トゥルーが悪役となり、偽善者色が強くなり、物語りに幅が出るし、、、

シーズンフィナーレは、トゥルーの誕生日パーティー(だったかな?)に、敵味方全てが集まり、1ショットに収まるという珍しいパターン。
クリフハンガーという形式は取らないものの、続きますよという感じになっていて、なかなか面白い。

結局、このドラマは、シーズン2途中で打ち切られたとのこと。

20th CENTURY FOX HOME ENTERTAINMENT トゥルーコーリング
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by barry_lions | 2005-10-16 11:50 | TV Drama
2005年 04月 19日
スパチャン。
なんと、スーパーチャンネルシックス・フィート・アンダーが放送される。
予定では、7月からということだが、AXNでは、同じ時期にデッドゾーンが控えているのを考えると、今年の夏は楽しみな海外テレビドラマの初放送が2本もあるということになる。
『シックス・フィート・アンダー』は、パサディナで葬儀社を営むフィッシャー家を 舞台に、世代間の価値観の対立、同性愛などセクシュアリティの混乱、ドラッグをはじめとする社会問題など、平和なサバービアの仮面の下に渦巻く"危機"を容赦なく暴 く、衝撃のヒューマン・ドラマ。葬儀業は日常的に人々の死に直面する職業である が、「フィッシャー・アンド・サンズ」に運ばれてくる故人たちのそれぞれの死にも、その背後に深い人生のドラマと教訓が秘められている。人々の"死"を通して限り ある"生"の現実をシニカルかつユーモラスに描き、本国アメリカで絶賛の嵐を巻き起 こした『シックス・フィート・アンダー』。「OZ/オズ」、「SEX AND THE  CITY」、「ザ・ソプラノズ」など、話題作を世界に発信し続ける米国HBOチャンネ ルの新たな傑作を、2005年7月、スーパーチャンネルでいよいよ独占日本初放送 !
う~ん、楽しみ。

同じスーパーチャンネルでは、今月から、ホワイトハウスが放送されている。
ハッキリ言って、声優で魅力が半減されている。勿体無い。

ERにしろアリーにしろ、NHKの配役には頭を抱える。
勘弁して下さい(哀願)。

参照URL。
SUPER CHANNEL
AXN
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by barry_lions | 2005-04-19 02:12 | TV Drama
2005年 03月 04日
NYPDブルー終了。
Cultural pendulum

1993年から続いたNYPDブルーが終了した。
日本では、版権の問題からなのか、シーズン3までの全66話のみ放送されており、スーパーチャンネルの放送予定は「放送未定」のまま変わることが無い。

ABCのニュースでは、番組終了を保守化の流れの一つだと分析している。
人種問題を正面から取り組んだり、ヌードを地上波で流すといった話題で、放送業界と世論に対して正面から向かい合っていたといわれる同番組も、ここ最近の保守化の波に飲まれる形になってしまった、、、ということか。

このナショナリズムの流れと保守化への偏向は、欧州のみならず、日本でもうかがい知ることが出来る。
# 日本のテレビドラマには疎いので、日本のテレビドラマの現状は良く分からないが。

トラックバックURL。
ファンは辛いよねばぎぶannex

参照URL。
NYPDブルー SUPER CHANNEL

(More) abc News Shower&NHKの訳。
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by barry_lions | 2005-03-04 16:21 | TV Drama
2005年 03月 04日
エンタープライズ打ち切り。
Newsweek 2005/3/2 Perspectivesより。
「アーチャー船長とNX-01のクルーが旅を続けられるよう、あなたの力を貸してください!
エンタープライズのシーズン打ち切り決定した。
 [ロサンゼルス 25日 ロイター] 人気SFテレビドラマのシリーズ最新作「スタートレック エンタープライズ」の放映終了が差し迫るなか、放映終了に抗議する世界中の「スタートレック」ファンが25日、ハリウッドにある同シリーズの制作会社、パラマウント・スタジオの入り口に集結した。
 100人を越すファンたちは、「18年間、忠誠を尽くした結果はこれ?」などと書かれたプラカードを掲げ、制作続行を訴えた。
 番組を放送しているUPNネットワークは今月初旬、「エンタープライズ」を5月で終了する予定と発表していた。
 パラマウント・スタジオとUPNネットワークは、コメントを控えている。
# エキサイトニュースは、あっという間にリンク切れになるので、全文引用。

思い返せばTNGも、第1&2シーズンの評価は散々だった。
キャラクターがたってきて、ストーリーがうねり出すであろう第3シーズンを待っての結論だったのだろうか?
兎にも角にも視聴率が取れないのだから仕方ない。

エンタープライズ。
シリーズの出だしは最高に面白かった。
オリジナルシリーズの頃から考えると、格段に上がった撮影技術とCGを駆使したストーリー展開が、スタートレックという物語の矛盾を埋めてくれた。

ファンは知っている過去。
現在から見ると未来。
このバランス感覚を上手に生かしたパイロット版であったといえる。

が、エピソードが進むにつれ、及第点以上のエピが無くなってしまった。
# この辺りはアメリカ事情とも関係すると思うが、この話は機会があれば、また今度。

地上派であるUPNが打ち切ったのなら、TNGに戻って、シンジケート(ローカル放送。日本でいえばUHF?)放送すれば良いと思う。
予算は大幅に減ると思うが、TNGの時みたいに、捨てる話(シリーズの予算を調整する為に、低予算で作られたエピソード>駄作が多い)を作ったりしながら、、、
とりあえずシリーズが続けられる事を願ってる~もちろん、日本で観られる事も!

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スタートレック終了なの!?Goin' where the wind blows.
“スタートレック”ファン、TVシリーズ終了に抗議。yukizo's blog
「18年間、忠誠を尽くした結果はこれ?」ハサウェイの徒然なるままに・・・
「スタートレック」ファン、TVシリーズ終了に抗議
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by barry_lions | 2005-03-04 01:04 | TV Drama
2005年 03月 01日
OZ。。。関連
アルツロ・ガッティ vs ジェシー・ジェイムス・レイハ。

Sライト級は、紛れも無く戦国時代だ。
主要4団体の王者が、それぞれ歴史に名を残すであろう王者であり、強豪の挑戦者が対戦を控えている。
WOWOWでは、新旧の王者対決が放送された。
円熟味を増した元王者のレイハの挑戦を、最強とも呼ばれる現王者ガッティが迎え撃つ好カードだ。

このガッティのセコンドに、岩みたいな身体に見覚えのある顔を発見。
OZのパンカーモことChuck Zitoだ。

どういう経緯かは知らないが、こんな所に顔を出しているとは。
その昔、WCWのバックステージに現れた時もあったはず。

そういえば、OZでボクシングをしていたっけ>パンカーモ。
結局、体格で勝るシリル(オライリー弟)相手に完敗。
といっても、ライアン(オライリー兄)の策略にハマってしまったワケだが。


さて、OZ関連で最近見かけたのは、ミゲルことカーク・アセベド(Kirk Acevedo)
どうやら、ロー&オーダーの新シリーズ、Law & Order: Trial by Juryのレギュラー。

CSIと、人気を二分するといわれるロー&オーダー。

日曜日のNBCの放送スケジュールは凄い。
8PM
LAW & ORDER: CRIMINAL INTENT

9:01PM
LAW & ORDER

10:06PM
LAW & ORDER: SVU
ロー&オーダーで3時間ですか!
濃すぎる。

# LAW & ORDER: SVUには、OZのケラーことChristopher Meloni
ホミサイドのマンチことRichard Belzerが、マンチ役で出演している。

OZのミュージカルエピソード。
観たいような観たくないような。。。


トラックバックURL。
OZ第5シーズン源にふれろ-TAPPING THE SOURCE-
OZ画像スペシャルCerezo Weblog +α
OZ5始まりました~・大ネタバレぽっこ日記

参照URL。
「OZ/オズ」SUPER CHANNEL
WOWOW ONLINE
ChuckZito.com
TalkingBoxing.com - Pound for Pound Boxing's Best for Interviews and Discussion
NBC.com > Law & Order: Trial by Jury
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by barry_lions | 2005-03-01 03:02 | TV Drama
2005年 02月 05日
オズワルド刑務所のエメラルドシティ、再開。
OZの第5シーズンがいよいよスタートした。
第4シーズンの最後、ガス爆発で崩壊したエメラルドシティが再開することにより、世界で最もタフなテレビシリーズも再開する。

ビーチャ、シリンガー、サイード。

果たして黒人ムスリムのサイードと、白人至上主義のシリンガーを、ピーチャが和解に持ち込むことが出来るのか?

ピーチャの妻を殺し、子供二人の誘拐(一人殺害、一人釈放)を指示したのがシリンガー。
そのシリンガーの息子二人を死に追い込んだのは、ビーチャだ。
といっても、そのビーチャの地獄の扉は、シリンガーが門を開いたわけで、この二人に本当の平和が訪れるとは思えない。
そして、アデビシ殺害から、精神的不安定に陥ったサイード。

アルバレスとオライリーは、それぞれが複雑な立場を行き、微妙な力関係の刃の上を歩いている。
完全に浮いてしまったアルバレスは、生き残れるのか?

そして、このシリーズのストーリーテラーでもあるオーガスタ・ヒル。
このシーズンでは、悲惨な出来事が続きそうな気もする。

どうしようも無い悪党が、沢山出るこのテレビシリーズ。
シスターであるピーター・マリーと神父であるレイ・ムカダという、非の打ち所の無い(はず)善人も出ては来る。
が、この二人が提案する事(もちろん善行)が、ことごとく所内のバランスを崩し、悲劇を招いたりもするからオズワルド刑務所の物語は複雑になるわけだ。

そして、この新シリーズ。
善行を支持することで、囚人を苦しめてきた(?)レイ・ムカダにも悲劇が訪れる事により、シリーズはスタートする。

参照URL。
「OZ/オズ」SUPER CHANNEL
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by barry_lions | 2005-02-05 04:28 | TV Drama
2005年 01月 07日
デッド・ゾーン。The Dead Zone
AXNで、この正月プレミア放送として、本放送に先駆けて先行放送された作品が3つある。
その中に、テレビシリーズのデッド・ゾーンがあった。

スティーブンcキング原作。

クリストファー・ウォーケンを主役に迎えて、クローネンバーグが監督をした映画は1993年に作成された。
もう20年以上前の作品になるわけだ。
# キング原作のホラーでは珍しく原作を活かした秀作になっている。
なによりも、この映画は脚本というか原作からの切り口が見事だった。
小説の登場人物とエピソードを大幅に削除し、主人公のジョニーとサーラに焦点をあてた。
また小説には無い新しいエピソードを採用することにより、スティーブン・キングのテーマを壊すこと無く、クローネンバーグの味付けに成功している。

そして今回のテレビシリーズ版のデッド・ゾーンだ。

一昨年のエミー賞にノミネートされていたので、存在は知っていた。
その時は、安易にエピソードを増やすだけで、きっと退屈だろうと想像していた。

それがどうだろう?
このパイロット版の2話だが、素晴らしい出来だ。
原作通り、幼少時代のエピソードとカーニバルでの大賭けから始まる。
そして雨の中の自動車事故。

ジョニーの哀愁に、サーラの苦悩。
そして、彼らを見守る人々。

スティーブン・キング原作の良さが画面から感じ取れる仕上がり。

キングは、ホラーというスタイルを保ちながら、愛を切なく伝える作家だ。
シャイニングは、父と子の愛情と結びつきは描いた作品であり、このデッド・ゾーンは、ジョニーとサーラの恋愛物語だ。

初っ端の1&2話は、原作のエピソードを丁寧に描いて好感が持てた。
恐らくはシーズンを長引かせる為に、新しいエピソードを入れるのだと思う。
それが蛇足になり、シリーズが退屈にならない事を祈るばかりだ。
# 現在、米国では第3シーズンが放送中とのこと。

ともあれ、本放送が待ち遠しいテレビドラマが増えた。
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by barry_lions | 2005-01-07 01:50 | TV Drama


    


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