カテゴリ:Cinema( 47 )
2004年 08月 12日
ビヨンド・サイレンス(Jenseits Der Stille)
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聾の両親を持つ少女。音楽に対するトラウマを持つ父親と音楽の才能に目覚めた娘の葛藤を、少女の成長を軸に描いて魅せるドイツ映画。

本当の聾である役者を向かえての本格的な映画だ。
番組紹介のドキュメントを観た時は、もっと重く暗い映画だと思ったが、案外明るくサクサクと話が進んでいく。
身障物にありがちの暗さは感じられず、少女の笑顔と悩みが話の中心であり、心地好い。
父親の暗さは聾だからではなく性格だろうし、母親は底抜けに明るい笑顔を振りまく(もちろん、ハンデの悩みはあるだろうが……)
ドイツがアメリカより身障者に対する知識や国の対応が遅れているというメッセージもあるが、本来の映画のメッセージは家族愛(日本はもっと対応が遅れていると思うが……)。
ちなみに、父親役の彼は、スタートレック、ザ・ネクスト・ジェネレーションにも出演していた(テレパシーで声や感情は聞こえるが、声を出すことは出来ないという役柄)。


参照URL
ビヨンド・サイレンス淀川長治の銀幕旅行・総索引
ビヨンド・サイレンス goo映画
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by barry_lions | 2004-08-12 14:14 | Cinema
2004年 08月 10日
ボビー・フィッシャーを探して(Searching For Bobby Fishaer)
「Trick or Treat」
子供と大人のチェス対決。
天才少年である主人公「ジョシュ」のライバル「ジョナサン」が、勝敗が決まっている状況で、大人に投げかけた言葉。
ハロウィンでお馴染みのフレーズだが、「で、どうするの?」くらいの冷たい意味が含まれている。
この言葉が物語の最後、優しいジョシュの口から発せられる。
しかしながら、日本語訳だけだと、伝わり難い。
この辺りは訳者泣かせの部分かもしれない。

タイトルの「ボビー・フィッシャーを探して」とは、本物を探して欲しいという意味ではなく、第2のボビー・フィッシャー(この場合はジョシュ)を探すという事だろう。

チェスはただのゲームだ。
が、チェスに限らず、物事は突き詰めると、その突き詰めた人の人生になりえる。
この映画では、チェスに対する温度差を上手に演出していて、好感が持てる。
また、地味なはずのチェスのシーンに、迫力を持たせることに成功しているのは、流石である。


閑話休題。
先日、ボビー・フィッシャーが成田空港で捕まった(今週号のNewsWeekにも特集が組まれている)。
冷戦時代にチェスでソ連を破った英雄だが、様々な奇行でも有名なのは、映画でも触れられている。
アメリカとユダヤ人を非難して、ホロコーストを作り話としたり、911をフィリピンのラジオで「素晴らしいニュース」「アメリカが消滅するのを見たい」とも言っていた。
NewsWeekによると、92年の起訴後も、97年にはスイスのアメリカ大使館で旅券も更新されており、911辺りからアメリカの体制が変貌したという結果なのかもしれない。

また、この拘束劇が、(北朝鮮拉致問題の)ジェンキンス来日の数日前であることから、日本が米国に特別配慮を求めたのでは?との推測もされている。
そこまで行くと少々話が飛躍する気がするが、伝説のボビー・フィッシャーも次の手が無い状況には変わりない。
次の大統領選の結果次第では、待遇が変わる可能性もあるが。。。

「Trick or Treat」
さあ、どうする?ボビー・フィッシャー。
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by barry_lions | 2004-08-10 00:42 | Cinema
2004年 07月 30日
下妻物語。
パワフル。
そんな古臭い表現がピタリとあてはまる映画。

「桃子」と「イチゴ」。
設定の面白さに比べると、ストーリーに意外性は無い。
セリフと間、それに演出で、グングンと引っ張ってくれる。
合間に入るアニメも心地良い。

ラストも、ハッピーエンドなんだか違うのかよく分からない終わり方だが、映画を見終えたという爽快感やカタルシスは十分に得られる(ちょっと大袈裟か)。
兎にも角にも良い映画だ。

閑話休題。
この手の日本映画は、良質な映画が揃っているが、大作映画となると、なぜつまらなくなるのだろう?
大作映画に関していえば、韓国映画に一歩も二歩も遅れている(十歩くらい?)。

話は戻って、下妻物語。

深キョンのロリータ。。。可愛い。
ロリータやら、ゴスロリやらの細かい違いは分からないのだが、偏見を込みで言ってしまうと、衣装負けをしている印象が強い>この手のファッション。
しかしながら、深キョンは負けていない。
なので、そこにロリータという印象が希薄になってしまう。

でも、それによって映画がどうなるわけでもない。
なぜなら、深キョン演ずる「桃子」のキャラを表す一部分でしかないからだ>ロリータ。
「桃子」のキャラを強烈に印象つけるのは、ファッションではなく性格。
映画自体も、ロリータファッションというレッテルに、衣装負けをしていないということか(←意味不明)。


アイドル映画だと思って、舐めて観るにはあまりにも強烈。
また、その期待を裏切られても、心から楽しめる良質でパワフルな映画。満足。


参照URL
下妻物語 公式サイト
下妻最高ー麦の部屋

トラックバックURL
下妻物語君はテレビっ子
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by barry_lions | 2004-07-30 10:52 | Cinema
2004年 07月 15日
いかレスラー。
いや、まだ観てないです。
テッセラクト」と「「下妻物語」」を観た時に予告編をやっていたので、どんな映画なのかを確認しました。
うん?確認するまでも無い?

予告だけでも、厳しいです、かなり厳しいです。
でも、この厳しさを耐え抜くと、爆発的な面白さが待っているのかも?
う~ん、昔のプロレスチック?(そうなのか?)

主役の西村は、どうやら殆どカブリモノでの演技、、、って事は、中身は西村の必要は無いよね。
対するAKIRAは、本職だけにかなり美味しい役っぽい。

ちなみに、次回の全日本@両国大会、西村が参戦して、社長の武藤と戦うんだけど、タコ(武藤)vsイカ(西村)なんだそうな。
いいのか?そんな売りで。
一応、映画の主役対決ということで。


参照URL
いかレスラー 公式サイト
全日本プロレス 公式サイト
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by barry_lions | 2004-07-15 11:58 | Cinema
2004年 07月 14日
テッセラクト(Tesseract)
テッセラクト」を鑑賞。
アレックス・ガーランドの原作。香港人(監督)、日本人(プロデュース)、タイ人(スタッフ)、それから英国人俳優のジョナサン・リース・マイヤーズを主演に迎え、国際色豊かな布陣の映画。

予告編を見て、何を勘違いしたのか、SFチックな話だと思っていて、話の途中で違う事に気がつく。
ストーリーの時間軸をズラすことで、4次元を表現したというわけか。
最近、この手の話が多いから、それ自体の意外性は少ない。
# 昔からある手法だが、増えだしたのはメメント辺りから?

ともあれ、飽きる事無く映画を観終えたものの、面白かったかどうかは、判断が難しい。
また、スタイリッシュな演出が行き過ぎて、大映ドラマチックになってしまっている部分も多々あった。
まぁ~、受け狙いなのだから、それはそれで正解?

で、結局、物語の初っ端で、壁から出てきた人達は誰だったのでしょう?

参照URL
テッセラクト 公式サイト

トラックバックURL
映画のなかの人生…Vol.333「テッセラクト」★映画のなかの人生、映画のような人生。
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by barry_lions | 2004-07-14 11:39 | Cinema
2004年 07月 13日
デアデビル。
Evanescenceを始めて知ったのは、WWEの特番で「Bring Me To Life」が使用された時でした。
それから、ネットで検索して出てきたのが、この「デアデビル」のサントラ。
EvanescenceのCDは買ったものの、この映画デアデビルは軽くスルー。

先日、ネットカフェのペアシートに入る機会があり、その時に選んだDVDがこのデアデビル。
理由はEvanescenceが、どのような感じで使われているか?という興味によるもの。
まぁ~、色々しながら見たので、内容は判断出来ないけど、そこそこ面白かった!

アメコミ原作らしい突っ込み所満載で、これを楽しめるかどうかで、好き嫌いが分かれる所かな?

今をときめくコリン・ファレルの悪役ぶりに注目が集まる所だが、プロレスLOVEの武藤敬二に見えて仕方なかった。
男前なのにスキンヘッドが似合わないというのも共通点?

それから、FOXで放送中の「エイリアス」の主人公シドニー役ジェニファー・ガーナーが、エレクトラ役(相変わらず、綺麗なんだけど、不思議な顔)。
お馴染みマイケル・クラーク・ダンカンも悪役で登場。

「ブルズアイ」というコリン・ファレルの役名の訳しかたに苦労の跡も。
ブルズアイとは、ダーツの一番の中心部分。
25点のダブルで、一発で50点という大量得点が取れる場所だ。
でも、最高得点は、20点のトリプル(ブルズアイのちょっと上)で一投で60点となり、501などで最後にブルズアイに入れると格好良いが、普段はあまり使われる事は無い(あくまでも501ルールの場合)。

手裏剣みたいのが相手に当たると、「ど真ん中に命中!」という意味と、自分の名前をかけて、「ブルズアイ」とブルズアイことコリン・ファレルが言うんだけど、これをベン・アフレックとかも違う場面で言ったりする。
「ビンゴ!」みたいなものだけど、ブルズアイという言葉がビンゴより浸透していないので、その都度日本語の訳が入る。
う~ん、大変そうです。
自分だったら、最初に説明チックは訳を入れて、後は全部「ブルズアイ」にしちゃうなぁ~。

さて、この映画、続編はあるんでしょうか?
結局、興行収入的にはコケたんでしたっけ?
原作コミックは有名なんですよね?

また、続編があっても、同じメンバーの可能性は?
これが一番気になるところだったりします。


参照URL
デアデビル 公式サイト
Evanescence :: Japan Official Site
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by barry_lions | 2004-07-13 14:38 | Cinema
2004年 07月 02日
ロスト・イン・トランスレーション(Lost In Translation)
(ネタバレ有り)
ソフィア・コッポラ監督の話題作「ロスト・イン・トランスレーション」を観てきました。
評価が分かれている作品なので、そんなに期待をせずに、、、

東京をストーリーに描くこの作品において、馴染みのある風景に意味の分かる原語を持つ人種、つまり日本人には、物理的な孤独感は伝わってこない。

「東京」ではなく、外国人から見た「Tokyo」を描いているのだが、あまりにも「東京」を知っているソフィア・コッポラだからこそ出来る細かい描写に「Tokyo」ではなく「東京」を描いているのでは?と感じてしまい、それを感じてしまうと、「東京」の汚い部分ばかり移さなくてもいいのでは?と思ってしまう。
が、その時に再び「Tokyo」を描いているという事実を認識する。
映画を観ながら、そんなジレンマを繰り返し感じてしまった。
日本で公開するなら、舞台を東京から変えてもらえれば、もっと楽しめたのかもしれない。


物理的な疎外感。
精神的な孤独感。

人間を描いているのが主人公二人だけであり、他の登場人物は、それこそ薄っぺらいお飾り程度の演出だ。
それの意味こそが、二人の孤独感を表していて、孤独を共有した二人だからこそ、分かりあえる。
また、分かり合えるからこそ、一線を踏み込めない。
そして、そのままエンディングを迎える。

ベットに横たわるスカーレット・ヨハンソンが、ビル・マーレイに足を寄せる。
その足の甲を、ビル・マーレイがそっと触る。
セックスではなく、二人の心が通う綺麗なラブシーン。

結局、惹かれあいながらも、お互いの生活を壊す事は無い。
最後は、元の生活に戻っていく。

二人の出会いは、二人の人生に大きな変化を及ぼしたのか?
最後にビル・マーレイは、何を囁いたのか?
東京の喧騒の中で、ほんの数日でも、分かり合える相手が居たということが、羨ましくも感じるし、寂しく思えてもくる。


ありふれたテーマの映画を、暗くならずにコミカルに描いたという点において、なかなか好印象な映画でした。
また、日本人を誤解せず誇張して描いたという点においては、「Gung Ho」を思い出しました(こちらもなかなか良い映画)。


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『ロスト・イン・トランスレーション』5/19.チネチッタ銀ネコスクリーン
ロスト・イン・トランスレーションヒマでもいいじゃない
Lost In TranslationA daily occurrence
Vol.310「ロスト・イン・トランスレーション」★★★★映画のなかの人生、映画のような人生。

参照URL
ロスト・イン・トランスレーション(公式サイト)
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by barry_lions | 2004-07-02 16:07 | Cinema
2004年 06月 30日
パッション(THE PASSION OF THE CHRIST)
(軽くネタバレ有り、含むブレイブハート)
昨日、銀座テアトルにて見てきました、「パッション(THE PASSION OF THE CHRIST)」。
銀座テアトルでの公開は、今週一杯なので、滑り込みセーフです。
同じ東京だと、「テアトルタイムズスクエア」と「池袋シネマサンシャイン」で公開されています。
「テアトルタイムズスクエア」は、大画面で迫力があると思うのですが、椅子が硬くって、お尻が痛くなります。

キリストが、捕らえられて~ゴルゴダの丘での十字架まで、のストーリー。
その合間に、このベストセラー@世界一になっている本の(自分でも聞いたことのあるような)美味しい部分を回想シーンとして挿入するという、最終回スペシャル番組的な作りです。
なので、「キリスト最後の12時間を、、、」ダラダラと描いているわけではなく、飽きさせずに最後まで進みます。
計算されたカメラワークに、重厚な音楽。
この辺りは流石!といわざるを得ません。

さて、この映画の一番の話題のシーンは、なんといっても残酷な拷問シーン。
最近のホラー映画でも、一昔前のスプラッターのように、「そこまで見せなくても!」というシーンは自粛しています。
当時は、色々なアイデアを駆使して、残虐シーンを作り上げていましたが、現在はメイクもCGも当時の技術を遥かに上回っているにもかかわらず、映画界全体として酷いシーンは少ないです。
で、この映画も、その御多分に洩れず、(映像として)そこまで酷いシーンは存在しません。
# ビジュアル的なモノでいえば、大日本プロレスのデスマッチの方がグロいかもしれません。


しかしながら、、、
拷問の血飛沫、釘から伝わり落ちる血。
観るものの想像力からの恐怖、映像から連想する痛さ、が存在します。

その恐怖や痛さと直面した時、自分がどのように消化するか。
直面するのが自分の場合。
直面するのが肉親や恋人の場合。
果たして相手を許せるか?
う~ん、自分には無理です。そのようには消化はできません。
また、自分が加害者の場合だってあろうだろうし。。。


受難劇。
ブレイブハートで、メル・ギブソン扮するウィリアム・ウォレスは、拷問の末、死んでいく。
これまで直接キリストを描かなかったメル・ギブソンだけど、考えると彼の役回りは「受難劇」をテーマにしていた映画が多いのかなぁ~と想像。
購入したのに未読のままの「ヨブへの答え(ユング)」を、読んでおかないと、、、と思った映画でした。
ちなみに、聖書(旧約も新約)も未読だったりします(汗!)。


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『The Passion of The Christ』ココロに小さなしあわせを
『パッション』5/18.TOHOシネマズ川崎銀ネコスクリーン
映画を見て召天しよう徘徊老人-LOG
映画のなかの人生…Vol.331「パッション」★★★映画のなかの人生、映画のような人生。

参照URL
映画『パッション』・すばらしい音楽徘徊老人-LOG
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by barry_lions | 2004-06-30 16:15 | Cinema
2004年 06月 23日
ナビゲーター ある鉄道員の物語(The Navigators)
日本の国鉄がJRへと民営化されて何年が経ったであろうか?
この映画「ナビゲーター ある鉄道員の物語(原題 The Navigators)」は、英国の鉄道が民営化された時を舞台にした映画である。
舞台はヨークシャー、そこで働く保線作業員達の物語。
監督:ケン・ローチ
出演:ジョー・ダッティン/トム・クレイグ/ヴェン・トレイシー/スティーヴ・ハイソン/ディーン・アンドリュース /ショーン・グレン/アンディ・スワロー/チャーリー・ブラウン
民営化それ自体が悪ではないが、それに伴なった流れに犠牲になった人々を描いている、そんな映画。

人員削減により、仲間の絆が崩れていく。
仕事を失った人々は、斡旋業者の紹介で仕事をするが、不安定な立場の為に、会社の理不尽な要求に飲み込まれていく。

日本の国鉄は、民営化を支持する労組と反対する労組が、真っ向からぶつかりあった。
これに左派の過激派も加わって(?)、沢山の流血が生まれたが、ここの部分は映画と関係の無い事なので、話を展開するのは止めよう。
ともあれ、松崎氏率いる労組の力関係もあり、日本の国鉄分割並びに民営化は成功した(といわれている)。
対するイギリスは、失敗したとされている。

駅のコンビニ「JC(現NEWDAYS)」が、出来始めの頃、店員のほとんどがコンビニの作業に不慣れなオジサンだったのを覚えているだろうか?
彼らはJRの職員、運転手だったり車掌だったりしたのだが、分割民営化により、職場を失ってコンビニに出向していた。
雇用捻出の苦肉の策だが、結果、現在の駅全体がショッピングモールのようになる先駆けにもなった。

新規の社員数を押さえる事で、職員数のバランスを取り、出向していた職員を少しずつ現場に戻していった。
「NEWDAYS」。
今現在では、通常のコンビニのように運営されているはずだ。

客商売が不慣れな上に、慣れないコンビニのレジ、イライラするお客に、見下したような若いバイト。
こんな環境で頑張っていた出向された職員を、「大変だなぁ~」と人事のように眺めていた頃を思い出した。

せめて、イギリスでも民営化でも雇用が安定していれば、もう少し違う結果になったのかもしれない。

参照URL
映画瓦版-ナビゲーター/ある鉄道員の物語
ミニパラ-ナビゲーター
竹田誠「動労、国労、JR総連」研究
国鉄労働組合変遷略図
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by barry_lions | 2004-06-23 13:37 | Cinema
2004年 06月 16日
Le Papillon(パピヨンの贈りもの)
なんと、今週末で打ち切り(?)になるとの事なので、予定を合わせて慌てて観てきました>「パピヨンの贈りもの」
今週の土曜日(6/19)から、期間限定で 「パッション」を公開します>テアトル銀座。
打ち切りと思い、「つまらない」もしくは「客席がガラガラ」と想像していましたが、裏切られました。
「つまらない」→いえいえ、非常に面白かったです。
「客席がガラガラ」→満席とはいえませんが、ソコソコ入っていました。


そんなわけで、簡単な感想です。
(ネタバレ少々あり)


基本的に、老人&子供を主人公にした感動映画というのは、安易というか王道なわけで、ある程度の展開やら内容が読めます。
この映画も御多分に洩れず、二人の友情が深まっていく様子を、壮大な大自然をバックに描いていく、そんな展開。
世代間のズレが、二人の会話をユーモラスな雰囲気に導き、観客に笑いを誘う。
そして、何より二人が可愛い。

エピローグもおざなりにせず、丁寧に描かれています。
そのエピローグのおかげで、孤独だった二人が、それぞれ隙間を埋めていく様子が観ているこちら伝わり、この映画の「ほのぼの」度をアップさせているかもしれません。
そして、何よりエンドロール。
エンドロールが終わるまで、観客が立ち上がらなかった映画は久しぶりかもしれません。
(少なくとも自分の視界の範囲では、立ち上がって帰る人はいませんでした)

ともあれ、今週で終わってしまうには、もったいない位の良い映画でした。
# 時間も90分弱と短めで、気楽に観られてハッピーになれるという意味でも、良い映画です。

追記。
パピヨン(蝶&蛾)というタイトルから分かる通り、虫も沢山登場しますので、凄く苦手な人は無理かもしれません。軽く苦手位なら平気かな?
虫が沢山出てくるシーンでは、軽く悲鳴があがってました(笑)。
また、途中で出会った金持ちグループの一人が、株の売買を電話で指示する会話だけ英語だったのが、笑えました。

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東 京 キ ノ コ | パピヨンの贈りもの東 京 キ ノ コ
映画「パピヨンの贈りもの」の蝶/WebryBlog**な日々/WebryBlog
『パピヨンの贈りもの』6/10.銀座テアトルシネマ銀ネコスクリーン

参照URL
『パピヨンの贈りもの』BBスペシャルTheater@nifty
パピヨンの贈りもの - goo 映画goo 映画
『パピヨンの贈りもの』監督・主演女優取材|COREBOOTHムービー|COREBOOTH
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by barry_lions | 2004-06-16 12:48 | Cinema


    


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