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2007年 12月 29日
月と六ペンス
今年(2007年)読んだ本(備忘録)。
月と六ペンス

今年は未読の古典を沢山読んだ。
その一つがモームの「月と六ペンス」。

世間の常識を外れて、我儘に大きく生きるゴーギャンをモデルにした主人公ストリックランド。
凡人である読者の自分にはさっぱり分からない世界だ。
まさに、月のストリックランドに、小銭の自分。

芸術とはそういうモノなのか?と短絡的に答えを求めるのはどうかと思うが、常識外れのストリックランドといえば、ビリヤード界にもいるじゃん!

思わず、容姿や声は、ビリ界の彼を想像しながら読んでしまった。
そんな彼も、最後は安住の地を見つけるのだろうか?
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by barry_lions | 2007-12-29 13:53 | Memo
2007年 12月 29日
ブルー・リング
今年(2007年)読んだ本(備忘録)。
ブルー・リング
日は沈み、やがてまた必ず昇る
サッタから妻子を亡くしたクリーシィーへのメッセージ。

というわけで、再びクリーシィーの復讐劇が始まる。
今回は義理の息子マイケルの産み落とされた理由を探る旅から始まるわけだが、それだけでは冒険活劇小説にはならないわけだ。
もし焦げるほど熱いオーブンに二秒間座れば、二分間のように感じるが、もし美女に二分間キスしても、二秒間にしか感じない
拷問されながら、学校でのアインシュタインの相対性理論の説明を思い出すというのも中々面白い。
最悪なのはサディズムだ。それを育む要因は権力であり、そこには人種、信条、文化性別の壁はない


十八年ほど前、カラブリアの山村で、ひとつの遺恨が結末を迎えた。遺恨は三十年も続き、その間にふたつの家族から二十人以上の死者が出た。遺恨はあまりにも長く続いたので、そもそもの原因がなんだったのか、だれも思い出せなかった。とうとう片方の家族に生き残った男はたったひとりしかいなくなった。復讐の掟というすばらしいものがあって、少年は十六になると大人になり、殺したり殺されたりする資格を持つ。生き残った男の子は十五の時に母や姉たちからこう言われた--十六の誕生日が来たら父の銃を取り、死んだ父や兄弟や伯父や従兄弟の仇を討て、と。少年は復讐なんかするもんかと腹に決めていた。その態度は母や姉たちの恥の種だった。この話がイタリアと世界に広く知れ渡ったのは、地元の司祭が一部始終を知っていて、報道機関に知らせたからなんだ。
少年を引き取ろうという申し出でがイタリア中のたくさんの家族からなされたし、もちろん警察は保護を申し出た。しかし少年はすべての申し出でを断ったんだ。十六の誕生日の前の晩、母と姉たちは少年に唾を吐きかけて家を出ていった。家のドアは開けたままにしておいた。真夜中の十二時を一分過ぎると、仇の家族の男たちが銃を手にしてやってきて、テーブルに座っている少年を射殺した。母と姉たちは少年の葬式への参列すら拒んだものだった……これが復讐なのかね?
復讐の鬼クリーシィーが復讐の虚しさを説く。

勧善懲悪。
振り上げた拳の落し所。

クリーシィーシリーズには、日本人が大好きな結末とカタルシスがある。
そのストーリーの単純さ、それに反するテーマの深さがミスマッチを起こして、人気の秘訣となっているのだろう。
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by barry_lions | 2007-12-29 13:32 | Memo
2007年 12月 25日
パーフェクト・キル
今年(2007年)読んだ本(備忘録)。

パーフェクト・キル

「燃える男」に続くクリーシィシリーズ第2弾。
A.J.クィネルが決して明かさなかった取材網による情報能力が、当時の話題になった事件と小説を見事にリンクさせることに成功している。

ハッキリ言ってしまえば、「燃える男」には遥かに及ばない作品ではあるが、今でも話題になるパンナム機の爆破事件(ロッカビー事件)の主犯をリビアとしない辺りは流石だ。
「最初の間違いは勝てる確信がないのに挑戦したことだ。レースでも、人生でも、これからはそういうことをしてはいかん。戦いに勝てる確信がない限り、相手を殴ってはいけない。戦争に勝てると百パーセントわかっているのでなければ、戦ってはいけない。絶対にものにできるという確信がない限り、女を追いかけないことだ」
とか言いながらも、復讐するクリーシィはそんなコンサバな作戦じゃなかったりする。
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by barry_lions | 2007-12-25 16:57 | Memo
2007年 12月 24日
大失敗。
23日を土曜日だと思って、NFLの生中継をHDDレコーダーに予約録画するのを忘れてしまった。
この大切な時期に、、、大失敗。
Lionsがボロボロなんで興味半減なんだけど、やっぱり気になる。
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by barry_lions | 2007-12-24 08:11 | NFL
2007年 12月 20日
Man on Fire
今年(2007年)読んだ本(備忘録)。

燃える男
運命からは何も生じはしない。人間が関係するあらゆる出来事、あらゆる事件は、本人や他人による行動の結果なのだ。幸運はでたらめな現象ではない。運命は定められたものによって予定されているのだ。
デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング主演の映画「マイ・ボディガード」の原作「燃える男」。
監督もお馴染みトニー・スコット。
「間違った鍵でドアを開けようとしているようなものだわ。鍵穴には入っても、回せないの」
「たぶん鍵穴が錆びているんだろう」
フランス人看護婦がクリーシィと別れた理由。それを伝え聞いたクリーシィの返事。

クリーシィ(デンゼル・ワシントン)は、傭兵に疲れて傷つき、酒に溺れていた。
そのクリーシィのくたびれたキャラクターは、
失望や挫折によっては彼女の楽天主義は曇らなかった。彼女は子犬のようなものだった。好奇心の凝りかたまりで、なにか奇妙なものにぶつかると一歩跳びのくが、それから鼻をひくひくさせながら少しずつにじり寄るのだ。
ピンタ(ダコタ・ファニング)との出会いにより、人としての生きがいと目的を見つけることになる。
「あんたのために太陽は触れない、雲に手が伸ばせない、あんたをもう一度若くはできないという歌だ。しかしグィドー、それこそ彼女がおれにしてくれたことなんだ。太陽に触ってくれたんだ。」
ドクター・フックの歌を引用してクリーシィがピンタとの関係を説明しているわけだが、そのピンタの復讐の為にグィドー(クリストファー・ウォーケン)の力を借りることになる。
会話は先生と生徒の対話という性格を失い、対等な立場での議論となった。黙っていても気まずくならず、緊張も感じないということに、二人とも気づくようになり、友人ができたという実感を驚きとともに感じるに至った。
戦場を生き抜いた二人は(クリーシィとグィドーは)そうやって関係が深まった。
「理屈ですって!なんという言葉なの。愛が理屈に合ったためしがあるのかね。」
復讐の鬼になったクリーシィ。そのリハビリ中。
クリーシィを好きになったナディアの母ラウラが、その愛に応えるのに躊躇しているクリーシィを説得しているセリフから。
お互いの肉体を発見し、感覚を探検した。彼は支配者だったが、やさしかった。彼女は従順だったが、対等だった。
結局、二人は結ばれるのだが、クリーシィの炎が燃え尽きることは無かった。
肉体の調整が仕上がりかけたいま、彼は早く仕事にかかりたくてじりじりしていた。準備は長くきつかったが、目的があったからこそ耐えられたのだった。それが終ろうとしているいま、心は先走り、戦術に綿密な検討を加え、問題を予見しようとした。心は肉体の先を越し、肉体が追い付くのを待っていた。あと二週間で肉体と精神は一体となるだろう。
傷から癒え、復讐の準備が終わりに差し掛かったクリーシィの心情。

Man on Fire。

クリーシィの燃え尽きない復讐の炎。
ピンタに対する愛情と後悔。
圧倒的に展開する活劇小説だけではなく、クリーシィの切なさこそが、この小説の本題。
A.J.クィネルの処女作にして最高傑作。
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by barry_lions | 2007-12-20 08:32 | Memo
2007年 12月 19日
生きるのを楽しむコツ
今年(2007年)読んだ本(備忘録)。

「アヒルと鴨のコインロッカー」 (創元推理文庫) (文庫)
「アヒルと鴨のコインロッカー」DVD
より。
生きるのを楽しむコツは二つだけ。
クラクションを鳴らさないこと、細かいことを気にしないこと。
映画のセリフには出てこなかった、原作で印象に残ったセリフ。
ただのお気楽な言葉ではなく、人生の視点に対する価値観が垣間見られる。

物語で、重要なようで、そうでないようで、やっぱり大切なブータンというお国柄も影響しているのかもしれない。

他人に文句を言って、他人にも自分にも神経質になっていると、楽しい人生をおくれない。
Take it easyって感じかな。
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by barry_lions | 2007-12-19 08:49 | Memo
2007年 12月 11日
ヒットマン、散る。
Mayweather wins clash of unbeatens
Floyd Mayweather Jr. remained unbeaten and retained his claim to being the best pound-for-pound fighter in the world by stopping Ricky Hatton in the 10th round in Las Vegas.


カウンター、一閃。
劇的な幕切れでスーパーファイトは終焉を迎えた。

アメリカはラスベガスで開催された「Undefeated(無敗)」とタイトルをつけられた試合は、予想通り英国人の大歓声に包まれる中でゴングが鳴った。
一説には2万に満たない観客数の会場に対して、6万近くの応援団がイギリスから駆けつけたとされている。

フットボールのような応援歌がハットンを後押しする中、パンチを受けながらも無骨に前々と出て「最強」とされるメイウェザーを苦しめるが、試合のポイントを終始押さえていたのはメイウェザーだった。
それでも、ここまで苦しむメイウェザーは珍しい。

試合が終わり、勝敗を決した後でも、イギリスから来た観客は帰らずに、ハットンを称える声援と応援歌を続けた。
それだけで、この試合の激しさと凄さと魅力が伝わってくる。

敗れたハットンは、スーパースターのデラホーヤとの対戦が噂され、全勝を守ったメイウェザーは同じく全勝のコットとの対決を多くのファンが期待している。

それにしてもスーパーファイトの名に恥じない凄まじい試合だった。
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by barry_lions | 2007-12-11 21:42 | Battle
2007年 12月 08日
12月の格闘技。
オリンピアが聞こえてくれば、プロレスファンは年末が近づいてきたと感じたりする。
そんな世界最強タッグリーグも、「世界」も「最強」も冠に偽り有り的なタッグリーグ戦になってしまった。
ワクワクするようなタッグチームの参戦が無かったりするわけだが、そんなタッグチームが現在存在しなかったりするのが、日本プロレス界の痛いところ。

そんな瀕死な日本プロレス界の後を追うように、日本の総合格闘技も一つの終止符を打つ(らしい)。
そんなこんなで年末の格闘技イベントは今年もやってくる。
個人的に名前を聞いただけで胸を踊らすような選手が、どちらの大会にもラインナップされていないので、大一番という感じよりもお祭り感が強かったりする。

なら、12月の格闘イベントの目玉は何?と聞かれれば、やっぱり「メイウェザー対ハットン」になる。
ボクシング界の顔であるデラホーヤを倒して名実共にパウンドフォーパウンドになったメイウェザーが有利という声が圧倒的に強いが、チューを倒した時のようにハットンが勢いに乗り、イギリスから大挙して押しかけるハットンサポーターが彼を後押ししたら、ビックアップセットもありえる、と思うのだが、どうだろう?
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by barry_lions | 2007-12-08 07:52 | Battle
2007年 12月 07日
なんだよ。
パッカーズ戦は仕方ないにしても、バイキングスにボロ負けはダメでしょ。
で、来週は好調カウボーイズ。
ダメだぁ、プレイオフが遠のく。

で、GAORAの放送に一言。
自身のチャンネルで放送じゃないからって、カウボーイズとパッカーズの結果を話題にしちゃダメでしょ。
ビックリしたよ、ホントに。
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by barry_lions | 2007-12-07 05:55 | NFL


    


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