2005年 02月 19日
いわゆる第三世代の中で、唯一ペースと質を落とさずにプロレスを続けているのが、小島聡だ。
この第三世代、素材的には申し分無い選手が育っているものの、会社の方針と時代の流れとに上手く乗れる選手がいなかったのも事実だ。 その小島聡が、三度目の三冠挑戦で、遂に栄冠に辿り着くことが出来た。 これは、他の同世代と比べると、遅いベルト奪取になるのだが、それだけ団体が大切に育てたとも考えられ、そしてそれは、ライバル新日本を反面教師にしたとも考えられる。 とにかく、この日の興行は、大成功だった。 数日後に控えたIWGPとの統一戦を考えると、勝敗と展開が予想しやすく、そして話題も持っていかれる流れだ。 それでも、この日の会場は純粋に、この三冠戦を向かえ、リングで対峙したレスラー二人も、その期待以上のパフォーマンスを繰り広げた。 まさに三冠戦。 小島聡にとっては、天龍源一郎への初挑戦同様、三冠戦に恥じない試合内容で、王者(王道)川田からのバトンタッチを受け取り、そしてそれを会場のファンが指示した。 この事実は大きい。 なぜなら、多くのプロレスファンが予想した勝敗と展開だったにも関わらず、試合内容と結果が評価されたからだ。 プロレスがプライドやK-1に劣っている部分に、団体同士の軋轢や団体内での上下関係で「勝敗や展開が予想しやすい」という点がある。 新しい展開を探っても、WWEのような優秀なシナリオライターを用意出来るはずもなく、ジリ貧状態だ。 結局、悪戯に格闘技に走るのではなく、純粋にプロレスを追及した方が、つまりこの日のような、純プロレス興行の方が、ファンの満足度が高いという事になる。 # セミの師弟対決である、武藤と棚橋の一戦も想像以上の好勝負だった。 現在、全日のビックマッチは、会場を日本武道館からスケールダウンしている。 が、ファンの満足度が高いのなら、無理な背伸びをせず、現状でのベストを観客に提供する事こそが、その満足度を意地する事に繋がると思った大会だった。 全日本プロレス、「REALIZE」2005/2/16、国立代々木競技場第2体育館をPPV観戦。 トラックバックURL。 一夜あけて 追伸・・・ 「コジログ 小島聡blog」 参照URL。 全日本プロレス「REALIZE」- nikkansports.com 全日本プロレス 「REALIZE」- sportsnavi
by barry_lions
| 2005-02-19 04:04
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