2004年 06月 23日
日本の国鉄がJRへと民営化されて何年が経ったであろうか?
この映画「ナビゲーター ある鉄道員の物語(原題 The Navigators)」は、英国の鉄道が民営化された時を舞台にした映画である。 舞台はヨークシャー、そこで働く保線作業員達の物語。 監督:ケン・ローチ民営化それ自体が悪ではないが、それに伴なった流れに犠牲になった人々を描いている、そんな映画。 人員削減により、仲間の絆が崩れていく。 仕事を失った人々は、斡旋業者の紹介で仕事をするが、不安定な立場の為に、会社の理不尽な要求に飲み込まれていく。 日本の国鉄は、民営化を支持する労組と反対する労組が、真っ向からぶつかりあった。 これに左派の過激派も加わって(?)、沢山の流血が生まれたが、ここの部分は映画と関係の無い事なので、話を展開するのは止めよう。 ともあれ、松崎氏率いる労組の力関係もあり、日本の国鉄分割並びに民営化は成功した(といわれている)。 対するイギリスは、失敗したとされている。 駅のコンビニ「JC(現NEWDAYS)」が、出来始めの頃、店員のほとんどがコンビニの作業に不慣れなオジサンだったのを覚えているだろうか? 彼らはJRの職員、運転手だったり車掌だったりしたのだが、分割民営化により、職場を失ってコンビニに出向していた。 雇用捻出の苦肉の策だが、結果、現在の駅全体がショッピングモールのようになる先駆けにもなった。 新規の社員数を押さえる事で、職員数のバランスを取り、出向していた職員を少しずつ現場に戻していった。 「NEWDAYS」。 今現在では、通常のコンビニのように運営されているはずだ。 客商売が不慣れな上に、慣れないコンビニのレジ、イライラするお客に、見下したような若いバイト。 こんな環境で頑張っていた出向された職員を、「大変だなぁ~」と人事のように眺めていた頃を思い出した。 せめて、イギリスでも民営化でも雇用が安定していれば、もう少し違う結果になったのかもしれない。 参照URL 映画瓦版-ナビゲーター/ある鉄道員の物語 ミニパラ-ナビゲーター 竹田誠「動労、国労、JR総連」研究 国鉄労働組合変遷略図
by barry_lions
| 2004-06-23 13:37
| Cinema
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